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CFNM

CFNMや露出についての萌える体験をコピペしました(^^;)

2015-07

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恭子-隙間の魔力

仕事の関係で、郊外まで行ったときのことです。
昔にも何度か行ったことのある、ある会社を訪ねるために・・・
その駅の改札を出た私は、そこから直結しているショッピングモールの中を歩いていました。

(懐かしいな)

5年ぶりぐらいでしょうか。
普段は、まず来ることのない町です。
テナントのお店も、以前とはだいぶん入れ替わっているようでした。
平日の午前ですから、まだ人も閑散としています。

今日は、上司の同行ではありません。
ひとりっきりですから気楽でした。
予定の時間より早く着きすぎないように、のんびり歩きます。
ぶらぶらと店先をのぞきながら、建物の出口へと向かっていました。
吹き抜けのような場所に、水着売り場が見えてきます。

本来の店舗ではなくて、臨時的な特設売り場でした。
これも、もう私の習性(?)なのでしょうか。
さりげなく試着室の様子に目をやってしまいます。

(あれ?・・・けっこういい)
(できそうなつくり)

見えたのは、わたし好み(?)の簡易的な試着室でした。
配置も悪くありません。
でも・・・
(惜しい)
たったひとりだけの店員さんが、女の子です。

仕事中だし・・・
別に今日はそんなことをしに来たわけじゃないけど・・・

でも、ちょっとだけ残念でした。
(惜しいなぁ)
環境的には、いい条件なのに・・・

ショッピングモールを出た私は、目的の会社へと向かいます。
さっさと用件を済ませて、帰社しなければなりません。

いろいろと差し支えるので、仕事の内容はここに書けません。
用事をすべて終えた私は、駅への道を歩いて戻っていました。

(暑い。。。)

アスファルトが照り返しています。
湿気の多い、うだるような暑さでした。

(ちょっとだけ、お茶して行こう)

ショッピングモールの建物が見えてきました。
中に入ると、エアコンの涼しさに生き返った気分になります。

さっき来るときに目にとまった水着売り場が近づいてきました。
(あ・・・男の人がいる・・・)
先ほど見かけた女の店員さんと談笑している男性がいます。
手にボードのようなものを持って・・・
ぱっと見の感じで、店舗を巡回しているマネージャーという雰囲気でした。
30歳前後でしょうか。
これといって特徴はありませんが、いかにも真面目そうな印象です。

(惜しい)
(本当に惜しい)

そのとき・・・
思いもよらないタイミングで、私に『幸運』が起こりました。
その特設売り場の前まで来た私の目前で・・・
ちょうど、ひとりの女性がその店に入ったのです。

(あ・・・)

女の子の店員が、つきっきりの接客を始めているのが見えていました。

(これって)
(もしかして、チャンス?)

目の前の状況を、まだ自分でも信じられません。
でも・・・
私は、店の前で立ち止まっていました。
(チャンスだ)
(絶対チャンスだ)
まさに、降ってわいたようなチャンスでした。
(できる・・・できるかも・・・)

本当に、今日はそんなことを考えていたわけじゃありません。
でも・・・
心の中に潜んでいる『もうひとりの私』が、胸をときめかせています。

(できる?)
(本当にできる?)

売り場に入って・・・
ハンガーにかかっていた、目の前の水着を手に取ります。
真剣な表情で考えているふりをしました。
そして、またバーにハンガーを戻します。
売り場全体をぐるっと見回すようにして、奥へと進みました。
女の子の店員さんが、女性を接客しながら私のほうもチラチラ見ています。

セパレートではなく、ワンピースの水着がある辺りへと近づきました。
マネージャーさん(?)は男性ですから、たぶん接客を控える立場なのでしょう。
レジ機のあたりで書類をめくっています。
・・・が、私のことをじっと目で追ってきているのがわかりました。

私がぱっと顔を上げると、視線がぶつかります。
「いらっしゃいませ」
営業スマイルを向けられました。

私も『にこっ』と微笑みを投げて、また水着に目を落とします。

いまの私は、スーツ姿でした。
完全に仕事モードのメイクと服装です。

そんな格好のまま・・・
鏡の前に立った私は、スーツの上から水着をからだの前に当てました。
これを着ている自分の姿を想像しているかのように・・・
鏡に映った自分をみつめてみせます。

視線を感じていました。
決して自惚れなんかじゃありません。
(見てる)
あの『マネさん』は、私の容姿に目を惹きつけられています。
こんなことを自分で書くと、嫌な女そのものになってしまいますけど・・・
これでも、外見だけは『美人』に見える私でした。
あっちの女性客より、段違いにキレイな女・・・
そんな目で追いかけてきている、あの人の視線を感じるのです。

(できる)
(できそうな気がする)

いかにも仮設の、簡易的な試着室・・・
レジ前のすぐそこと・・・
(あっ)
そして、離れた奥のもう1か所・・・
(あっちにもある)

この瞬間に決断していました。
(やってみよう)
(試着室は得意なんだから)
思いがけない千載一遇のチャンスです。
ここで、せっかくの『どきどき』を楽しまない手はありません。

鏡の前から離れました。
もとの場所に戻って、水着のハンガーをバーにかけます。

マネさんを見ました。
上目づかいで恥ずかしそうに、
「・・・ますか?」
絶対に届くはずのない、小さな声で口を動かします。

「はい?」

マネさんが『ぱっ』と、近づいてきてくれました。

無垢な女を装って、
「試着もできますか?」
おずおずと尋ねます。

「お下着の上からでしたら、ご試着いただけます」

(見てる)
(顔をすごく見てる)

「あ、じゃあ・・・これいいですか?」

さっき持ったワンピースの、あえて『わざと』小さいサイズのものを手に取っていました。

「はい、どうぞ」

ちらっ、ちらっと、ふたつの試着室に目線をやります。
そして、マネさんの目を見ました。
『お好きなほうで』という顔で、『にこっ』としてくれます。

(よしよし、いいぞ。。。)

奥の試着室のほうへ歩いていきました。
実は、いちばん最初にここを通りがかったとき・・・
このお店にぱっと目を引かれたのは、レジ前の試着室が『カーテン式』だったからでした。
しかも水着売り場のわりには、本当に『ちゃち』で『簡易的』な感じです。
その『最高の舞台』を前にして、
(こんな簡単に)
(いいのかな)
私は、もうどきどきしはじめていました。

パンプスを脱いで中に上がります。
足もとにバッグを置いて、振り向きました。
(よし)
まだ接客中の女の子の店員からは、完全に死角です。
カーテンをきちんと閉めました。

(あとは運だけ)

でも、うまくいく要素はすべて揃っています。
わくわくしながらジャケットを脱ぎました。
ハンガーは、ありません。
適当にたたんで、台の上に置きます。

スカートを下ろして、ブラウスも脱ぎます。
最後にストッキングを脱ぎました。
ブラとパンツだけの姿になって、その上からワンピースの水着にからだを通します。
(きつい)
細身の私でも、ぴちぴちでした。
でも、なんとか身に着けます。

(よしっ)

どきどきしていました。
(やっちゃうぞ)
これだけの条件が整っているのです。
自信はありました。
(真面目そうな男の人)
あの人の前で、お尻を出してみせるのです。
(どんな顔するかな)
どこからどう見ても、キレイなOLさんの私・・・
そんな私の着替えが覗けちゃったら。

(どきどきどき・・・)

カーテンを30cmぐらい開けました。
からだは内側に隠したまま、首だけを外に出します。
売り場にいたマネさんと、すぐ目が合いました。

「すみません」

「はい」

さっと近寄ってきてくれます。

「もうひとつ上のサイズを持ってきていただけますか?」

「わかりました」

てきぱきとした対応でした。
すぐに売り場へ戻っていきます。

(どきどきどき・・・)

探すのに手間取っているのでしょうか。
ちょっと時間がかかっていました。
顔だけをカーテンの外に出して、そのままの状態で待ちます。

「お待たせしました」

彼が持ってきてくれた水着を受け取りました。
目と目がばっちり合います。
(この人、嬉しそう)
本当にそう感じました。
私は、
「ありがとうございます」
少し恥ずかしそうに、はにかんでみせます。
そして、
「あの・・・ごめんなさい」
「やっぱり、もうひとつ」
彼の目をみつめながら、お願いしました。
「同じののオレンジのほうのも、持ってきていただいていいですか?」

「はい、わかりました」

また、すぐに売り場に取りにいってくれます。

(どきどきどきどき・・・)

カーテンを閉めました。
今度は、わざと『うっかり』5cmぐらいの隙間を残して。
簡易的な試着室ですから、カーテンと壁のあいだの厚みの差がほとんどありません。
戻ってきたマネさんが、ちょうどいい角度に立ってくれれば・・・
たった5cmの隙間からでも、中がまる見えでした。

そのカーテンの隙間に対して背中を向けます。
受け取った水着は、足もとに・・・
からだのほぼ真下に置きました。

(どきどきどき)

(慌てないで)
これまでにも何度か経験したことのあるパターンです。
(落ち着いて)
私なら、できる・・・

(どきどきどき・・・)

着ていたワンピースの水着を、肩から外しました。
おへそのあたりまで下ろします。
そして・・・
下着のブラの肩ひもも、肩の外へと落としました。
背中のホックを外さないまま、強引に下へとずらしてしまいます。
胸を出していました。
急いで、つけていたイヤリングをゆるめます。
そっと、外の気配に耳を傾けました。

(もう来る)
(いまにも来る)

(どきどきどき・・・)

「・・・タ・・タ」

近づいてきた足音が、急にぴたっと止まります。
(来たっ)
不自然なぐらいに、まったく気配がなくなりました。
それが逆に、彼の存在を実感させます。

演技をはじめていました。
私のために水着を持ってきてくれたマネさん・・・
その彼が、カーテンのこの『隙間』に気づかないはずがありません。
離れていく気配がしないということは、
(まちがいない)
すぐそこまで来て、そのまま息を殺しているということでした。
(たぶん、もう見てる)
きっと、隙間から私の背中が見えているはずです。
水着といっしょにブラもずれ落ちかけた、着替え中の後ろ姿が・・・。

演技を続けていました。
ひじまで落ちてまとわりつく、ブラのひも・・・
いちど背中のホックを外してしまおうと、もじもじしてみせます。
足もとのハンガーを踏んづけてしまって・・・
からだの向きを変えてみせました。
と同時に、ブラを外してしまいます。

(ああん)

斜め後ろから、覗いているマネさん・・・
私の胸のふくらみが目に入っているはずでした。
視界のはしっこで、さりげなく隙間を確認します。
(いたっ)
確かに、そこに立っている人の存在がありました。

もとのように隙間に背中を向けます。
そして、きちんとブラをつけ直しました。

(いる・・・、いるっ・・・)
(すぐ後ろにいる。。。)

(どきどきどき・・・)

おなかまで下ろしてあった水着に、両手をやります。
さらに腰までずり下げたところで・・・
内側に差し込んだ親指を、中で下着のパンツのふちにも引っ掛けていました。

(ああん、脱げない)
(見てるよ、見てる)

からだにぴったり密着したきつい水着・・・
全身をくねらせながら、パンツもろともゆっくりと下ろしていきます。

(おしり、見られてる)

興奮していました。
じょじょに、まる出しになっていくお尻・・・
くねくねさせながら、
(ヤあん、見ないで)
水着をふくらはぎまで下ろします。

(恥ずかしい)

下半身まる出しでした。
足首から水着を抜きます。
そのまま、ぽいと下に置きました。

プレッシャーに押しつぶされそうになりながら、
(もっと、見て)
必死に気持ちを奮い立たせます。
偶然を装っている以上、一発勝負でした。
すべては自分の演技次第です。

そのタイミングで、髪をかきあげました。
指をわざと耳に引っ掛けて、
「ぽとん」
イヤリングを落とします。

(どきどきどきどき)

足もとに転がったイヤリングを拾うために、もう1歩・・・
自然な感じで、後ずさりました。

背後のカーテンの隙間にお尻を接近させて、
(あああん)
大胆に前かがみになります。
(だめぇ)
自尊心を、振り捨てました。
イヤリングに手を伸ばしながら、腰を後ろに突き出してみせます。
完全に左右に開ききったお尻の中心・・・
(ひいいい)
まちがいなく後ろにいる男性に、
(見ないでぇ)
剥き出しになった『お尻の穴』を向けていました。
そのままのポーズでバッグを手もとに引き寄せながら、
(恥ずかしいぃ)
無垢な顔したOLの、肛門を見てもらいます。

(ああん、だめぇ)

そして・・・
バッグに、手を突っ込みました。
ポーチの中にイヤリングをしまおうと、
(ひいいい)
両脚を開いてガニ股になります。
恥ずかしい『縦の割れ目』を、披露してあげました。
何も気づいていない女性客を装って、
(真面目そうな、マネさん。。。)
(見て)
股のあいだを、無防備に晒してみせます。
私の『あそこ』が、まる見えでした。
二重の縦の膨らみを、ばっちり後ろから覗かせてあげます。

(ああん、だめぇ)
(恥ずかしいよ)

バッグを閉じて、姿勢を戻しました。
そのまま自然体を装います。
(どきどきどき・・・)
やった・・・
完璧でした。
(どきどきどき・・・)
動悸が激しすぎて、まともに息ができません。

(はやく彼の顔を見たい)
(こっちは素知らぬ顔してあげるから)

下着のパンツをはきました。
その上から、もうひとつの水着をいちおう試着してみせます。

(どきどきどき)

羞恥のプレッシャーに、胃がきゅうっと縮みました。
それでも、自然な微笑みをつくります。
いよいよ彼と対面しなければなりませんでした。
たったいま、恥ずかしい部分をお披露目した相手です。
(ああん、助けて)
どきどきに身悶えながら・・・
ゆっくりと、後ろを振り向きました。

「シャ」

さっきみたいに、カーテンから首だけを出します。
ちょっと横の位置に反れて、マネさんが立っていました。
手に、オレンジの水着を持っています。

「すみません」
「やっぱり、それはいいです」

私は、はにかんでみせました。
まったく罪のない目で、彼と目線を合わせます。
マネさんは、
「あっ、わかりました」
見事な営業スマイルでした。
そして、私の顔を眺めまわしています。

(ヤあん)
(恥ずかしいよ)

彼は、このとき確信したはずでした。
目の前のこの女は、本当に何も気がついていなかったのだと。

「すみません」

私は、再びカーテンを閉めました。
今度はきっちり閉じておきます。
2度目の可能性など、ありえませんでした。
さっきの隙間は、あくまでも『偶然』だったのです。
彼にも、そう信じ込ませなければなりません。

エアコンは効いていても、
(暑い)
狭い試着室の中には、熱気がこもっている気がします。
あっという間に、水着を脱ぎました。
(今日はラッキー)
こんなに、とんとん拍子にいくなんて・・・。

まだ興奮していました。
(あとは帰り際に)
もういちど、私の顔を眺めさせるのです。
さりげなく会話をかわしながら・・・
彼の視線に辱めてもらうつもりでした。
その場面を想像しながら、
(ああん、どきどきしちゃう)
もとのスーツ姿に戻ります。

荷物を持って、カーテンを開けました。
(ああ、涼しい)
エアコンの効いた、新鮮な空気が流れ込んできます。
すぐに、マネさんが近づいてきました。

「いかがでした?」

私はパンプスをはきながら、
「やっぱりもう少し考えます」
彼に水着を返します。

(見てる。。。)
(すごい見てる。。。)

案の定、容赦なく顔を見られていました。
(ああん)
(恥ずかしい)
でも・・・
この背徳感が、快感です。

場をつなごうと、こっちからマネさんに質問してあげました。

「今年のはやりとかって、どうなりそうですか?」

行く予定もない、南の島への旅行の計画・・・
今年の水着に関する流行・・・

にこにこ微笑みながら、適当な会話を続けます。
マネさんは、テンションが上がっちゃってしょうがないという感じでした。
私がひとつ質問するごとに、
「そうですね、○×△□・・・」
「多くのお客様は、○×△□・・・」
満面の笑みで、どんどん説明してくれます。

(私の顔をみつめながら。。。)
(興奮してるんでしょ?)

(見ちゃったんだもんね?)
(こんなキレイな子の)

真剣に説明に聞き入るふりをしていました。
(恥ずかしいよ)
覗かせた張本人を目の前にして・・・
清純そうな女を演じることに、ものすごく興奮してしまいます。
(もうだめ)
(泣きそう。。。)
そのとき、さらに『幸運』が重なりました。

ワンピースかセパレートか、毎年なかなか選べない・・・
そんな、思いつきの質問をしたときです。

ちょうどそのタイミングで、
「○○○さん、2番に出てきます」
女の子の店員さんが、マネさんに声をかけたのです。

「はい、お願いします」

売り場から出ていく彼女に、マネさんがチラッと目をやりました。

「お客様は、ほっそりしてらっしゃいますから」
「セパレートもお似合いかと思いますよ」

あの子・・・
(トイレか、休憩だ)
すぐにピンときました。
昔、知り合いから聞いたことがあります。
販売の職種の人は『そういうとき、いろいろな隠語を使って仲間に伝える』と。

「そうですか?」
「私・・・あんまりセパレートって試したことなくて」

もう女の店員さんの目はありません。
思いっきり清楚ぶってみせている『計算高い』自分がいました。

「ちょっと恥ずかしい気がするし」
「似合うのか、よくわからないんです」

「そんなことないですよ」
「お客様でしたら、お似合いですよ」

「よかったら試していかれませんか?」
「ぜひ、ぜひ・・・」

自分でも、思いもよらない展開になっていました。
もう帰ろうと思っていたのに・・・
ものすごく後ろ髪を引かれるシチュエーションです。
瞬時に、いろいろなことが頭をよぎっていました。
(もうだいぶん時間を使っちゃってる)
(はやく会社に戻らないと)
でも・・・でも・・・

「え・・・?」
躊躇うふりをしました。
「どうしようかな・・・」
もじもじしながら時間を稼いで、自分の気持ちを確かめます。

ちょっとした賭けでした。
相手は男性です。
そして、試着するのは水着・・・
(断られるかもしれない)

「似合うのか、あんまり自分ではわからなくて」
「着けたら、見てもらっていいですか?」

もじもじと尋ねてみます。

すると、
「はい、わかりました」
意外にも、あっさりOKしてくれました。

(チャンス)

絶対に、あの女の子の店員がいなくなったからです。
(ああ、どうしよう)
すごいチャンスなのに・・・
(なにもアイデアが浮かばない)
さっき以上のことができるとは思えませんでした。
(でも、いい)
この人と関わっていること自体が、興奮の材料です。

セパレートのコーナーへと歩きました。
(まだ10分や20分なら大丈夫)
(会社には、打ち合わせが長引いたって言えばいい)
真っ白なビキニ・・・
パット一体型のものが目にとまります。
(これがいい)
トップのかたちにも注目していました。
(悪くない)
もちろん、自分のサイズはわかっています。
わざと、まったく大きいサイズのものを手に取っていました。

試着室へ入ります。

「着替えたら、呼びますね」
「はい、わかりました」

また、スーツを脱ぎました。
ブラとパンツだけの姿になって、カーテンの中から首を出します。
「すみません」
ちょっと離れたところにいるマネさんを呼びました。

「水着から、下着がはみ出しちゃって」

戸惑い顔を浮かべてみせます。

「上だけ、下着なしではだめですか?」

本当は、だめなはずでした。
彼自身が、最初にそう言っていたのですから。
でも・・・
(きっと『いいですよ』って言う)
いま、売り場には彼ひとりしかいないんだから・・・

「あ、・・・いいですよ」

やっぱり、笑顔でOKです。
「すみません」
カーテンを閉めて、ブラを外しました。
ビキニのアンダーは、下着の上からはいて・・・
はみ出す部分は、中に折り込みます。
トップは、胸に直接つけました。

私は、痩せています。
胸もたいして大きいわけじゃありません。
サイズ違いの水着に、トップの内側が『カパカパ』でした。
(ばっちりだ)
胸もとの隙間ぐあいを確認しながら、ひもを結びます。

このころには、作戦も浮かんでいました。
(今度はおっぱい見せてあげる)
あのマネさんの、ニヤつく顔を想像します。

ぺたんと床にお尻をつけました。
カーテンをすぐ真後ろにした位置で、座り込んでしまいます。
(あまり時間がない)
もういちど胸もとを確かめました。
浮いたパットに、まったく胸がフィットしていません。

後ろ手に、カーテンをつかみました。
「シャッ」
背中の後ろで、50cmぐらい開けます。
そのまま待ちました。

「お客様・・・」

気がついて、近づいて来てくれたマネさん・・・
中でへたりこんでしまっている私に、
「お客様!?」
その声が動転しています。
「大丈夫ですか!?」

苦しそうな表情を浮かべてみせました。
もちろん、すべて演技です。

「すみま・・・せん」
「ちょっと・・・貧血・・・しちゃって」

後ろを振り返りかけて、つらそうに首を戻します。
口もとだけで、
「だ・※※※・・・」
ささやくように、つぶやきました。
聞き取ることのできなかった彼が、
「はい?」
屈みこむように、慌てて顔を近づけてきます。

私は、
「だいじょうぶ・・・」
「すぐに・・なおります・・・」
もういちど、弱々しくつぶやきました。

私の肩上まで顔を寄せてくれた彼・・・
(ああん)
目に飛び込んだはずです。
パットの中で浮いている、このOLさんのぷっくりした『乳首』が。
胸にフィットしてない水着のトップ・・・
上から視線を落とせば、貧弱な私のおっぱいがまる見えでした。
マネさんの動きが固まっています。

(見てる)
(ひいい、恥ずかしい)

床にへたりこんだまま、目をつぶりました。
つらそうな声で、
「すぐに・・・」
「なおります・・から・・・」
ぐったりと左に首を横向けてみせます。

右の肩ごしから、パットの中を見放題な状況にしてあげたのです。

マネさんは、私の演技にすっかり騙されているようでした。
すぐ後ろに立って、付き添ってくれている彼・・・
完全に油断しているのがわかります。
ふらふらになっている『ふり』をする私・・・
本当は薄目にして、横の大きな鏡ですべて見ていました。
この『無防備な女』は、何も気づいていない・・・
そう信じ切ったのでしょう。
心配そうな口調で、
「本当に大丈夫ですか?」
また私の耳もとに屈みこんできます。

(ああん、近い)

けっこう大胆でした。
完全に、前側を覗きこんでいます。

(ああん)
(おっぱい見てる)

確実に見られていました。
私は、まったくわかっていない女を演じます。
その興奮に、ぞくぞくしていました。
こんなに『キレイ』なOLなのに・・・
彼の目に、この子の乳首がまる見えです。
もう私の胸しか眼中にないくせに・・・
「救護室などもございますが」
「いかがされますか?」
やさしく声をかけられていました。
そんな彼の前で、可憐なOLになりきります。

「だいぶん・・・」
「落ち着いて・・きました・・・」

おおごとにするわけには、いきませんでした。
女の子の店員だって、いつ戻ってきてしまうかわかったものではありません。

(よかったね)
(いいもの、いっぱい見られて)

こんなの、特別なんだから・・・

(よかったね)
(こんなキレイな女が相手で)

すぐ目の下で、まる見えのおっぱい・・・
彼が、内心で喜んでいるのはわかっています。
でも・・・心のどこかには、
(ごめんね)
迷惑をかけているという後ろめたさもありました。

(よし・・・)
(特別だよ・・・)

首をゆらゆらと動かします。
「ふーっ」
大きく息を吐いて、立ち上がろうとしてみせました。
目の前のこの人を喜ばせてあげたい・・・
ただ、その一心です。
立ち上がりかけたところで、『ふらっ』とよろけたふりをしました。

とっさに両腕を差し出してくれたマネさん・・・
その腕の中で、崩れ落ちてみせます。
抱きすくめてくれた彼に、頭をしなだれかけていました。
朦朧としているふりをして、支えてもらう私・・・
目の前の彼の鼻横に、私の顔をうずめてあげます。
(よけることもできるのに)
マネさんは、そのまま私の体重を受け止めていました。
彼の頬骨のあたりに、口を『むちゅっ』と密着させてあげながら・・・
だらんと、全身の力を抜きます。

そして、すぐに顔を反らしました。
「あ、・・あ、すみません」
自分の足で立ちます。

申し訳なさそうに、
「もう、だいじょうぶです」
うつむいてみせる私・・・
マネさんは、芝居がかったような『心配顔』を浮かべていました。
(本当は嬉しいくせに)
『ラッキー』って思ってるくせに・・・
私は、まだふらふらするような素振りでカーテンを閉めます。

(いま・・・)
(カーテンの向こうで・・・)

あの人は、どれだけ鼻の下を伸ばしていることでしょう。
想像するだけで、心臓をわしづかみにされるような恥ずかしさです。
もう、長居は無用でした。
急いで水着を脱ぎます。
下着のブラを身につけて・・・
震える指先に焦りながら、ブラウスのボタンをとめていました。
ようやくスーツ姿に戻って、呼吸を整えます。
(どんな顔したらいいの)
とにかく、最後まで可憐な女を演じよう・・・
がくがくしそうになるひざに力を入れて、
「シャーッ」
カーテンを開けました。

マネさんが近づいてきます。
女の子の店員さんは、まだ戻っていないようでした。
「大丈夫ですか?」
何事もなかったような顔で聞いてきます。

「はい・・・なんとか」

頭のてっぺんから、つま先まで見られている気がしました。
パンプスをはきながら、試着したビキニを返します。

(あああ、だめ)

顔が引きつりそうでした。
彼の視線を浴びながら、羞恥心に涙が出そうです。

「いろいろ・・・すみません」

もう、相手と目を合わせられなくなっていました。
軽く会釈をして、売り場を後にします。
(泣きそう、泣きそう。。。)
一直線に駅の改札へと歩いていました。

(どきどきどき・・・)
(どきどきどき・・・)

心配ない・・・
(悪いことなんてしてない)
ドジなOLが、いつのまにか恥をかいてただけ・・・

こんな興奮は、他では絶対に味わえません。
(やめられない)
電車に乗ってからも、どきどきは止まりませんでした。
最後に試着室から出てきた私の顔を見たときの・・・
あの嬉しそうなマネさんの目・・・
(だめだ、だめだ)
このあと、戻ったらミーティングがあるのです。
はやく気持ちを切り替えなければなりません。
(あらかじめ整理しておこうと思ったのに)
資料に目を通しても、ぜんぜん頭の中に入っていきませんでした。

(PS)
うんざりするような暑さですね。
私は、なんとか元気にやっています。
今日は、久々の有休でした。
掃除したり洗濯したりしながら書いていたら、もう1日が終わりです。

いろいろとご意見をいただいたようですが・・・
コメントは、ちゃんとすべて読ませていただいています。
たまには、私自身もレスするようにしますね。
長文にお付き合いくださってありがとうございました。

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