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CFNM

CFNMや露出についての萌える体験をコピペしました(^^;)

2015-10

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K-onsen

3連休を使って、実家に帰省してきました。
夏休みに帰らなかったから・・・
というのは口実で、私の本当の目的はただひとつです。
私の大好きなあの場所・・・
あの野天温泉に行きたいがための里帰りでした。

新幹線を使わずに、東京からレンタカーで帰りました。
運転しなれていない車でしたが、さほど問題はありません。

日曜日、早朝から実家を出発しました。
まだ国道を走っているうちから、わくわくしてしまいます。
ただ・・いつもそうなのですが・・・
あの温泉を訪れるときは、毎回それ自体が大きな賭けのようなものでした。
実家からも、決して近いわけではありません。
わざわざ行ったところで、チャンスに巡り合えるという保証などありませんでした。
無駄足になる可能性も高いのです。

長距離ドライブを経て、やっと目的地が近づいてきました。
近くにはお気に入りの渓流もあるのですが、今日はパスです。
慎重に運転しながら、ひなびた温泉地へと続く山道を進んでいきました。
出発したときには降っていた雨も、少し前からやんでいます。
遠くの雲の向こうに、晴れ間が広がってきているのが見えていました。

(お天気がいちばんだ)

実際、運転していても・・・
お天気次第で、期待感もだいぶん違ってきます。
(ここに来るのも、何度目かな)
この辺りも、もう私にとっては見慣れた山道の景色でした。
いくつか古い温泉宿の前を通りすぎて、目立たない駐車場が見えてきます。
車を入れました。
ようやく到着です。

外に出て、雨上がりの空気を胸いっぱいに吸い込みました。
明るく陽射しが照りはじめています。
(んー、いいなあ)
駐車場には、私の車1台のみ・・・
いま奥まで行ったところで、どうせ誰にも会えないのはわかっていました。
道の向こうに、小さなお花がゆらゆらなびいているのが見えます。

トートバッグからデジカメを出して近づきます。
(かわいい)
可憐な感じが素敵でした。
私、こういうのを写真に撮るのが好きです。
「ぴぴっ・・・」
何度かシャッターを切りました。

しばらく時間をつぶします。
(誰か来ないかな)
写真を撮ったり、自販機で買ったお茶を飲んだり・・・
ここは、粘りどころでした。
山の歩道を行った先にあるここの温泉には、もう過去に何度も来たことがあります。
正直、嫌な思いをさせられたこともありました。
経験上、とにかく相手を見極めることが何よりも大事とわかっています。
(あの温泉に行こうとする人)
(いい人、来ないかな)
この駐車場でさりげなく待ちぶせているのが、いちばん安全なはずでした。

(それにしても、ひとけがないな)

こうして待っていると、なかなか誰も現れないものです。
時計を見ると、もう1時間近く経っていました。

(今日は、だめかな)

さすがに、諦め気分になってきます。
やはり、朝方からずっと雨模様だったのが大きいのかもしれません。

(せっかく、こんなにいい秋晴れになったのに)

その後も、どれぐらいの時間そこにいたでしょうか。
不意に、向こうから自転車が近づいてきます。
(自転車・・・地元の人?)
私は、道のはじに寄りました。
乗っているのは、60歳ぐらいに見える頭の薄いおじさんです。
「ギキー」
耳障りなブレーキ音を響かせて、停まりました。
花を指さして、

「それ、○○だからな」

ニコニコしながら教えてくれます。

「あ、はい」
「ちょっと写真を撮らせていただいてただけです」

おしゃべり好きな感じの、地元のおじさんでした。
べつに質問したわけでもないのに・・・
このあたりの花々のことをいろいろ教えてくれて、
「温泉に来たか?」
ニッコニコ聞いてきます。

「初めてか?」

一瞬迷いましたが、
「はい」
にこっと『嘘』を答えていました。
警戒心のない表情をつくって、微笑んでみせます。
森に入る歩道のほうを見ながら、
「あの先ですよね?」
この辺りのことを何も知らないふりをしました。

※ ここからは、おじさんの言葉もあえて標準語にして書きます。

親切心のかたまりのような人でした。

「教えてあげるよ」

わざわざ自転車を停めて、導いてくれようとします。

「あ、いえ」
「そんな、いいですよ」

いちおう、いちどは遠慮する素振りをしてみせてから・・・

(とにかく、なにか動いてみなきゃ)
(このままじゃ、らちがあかないし)

「ありがとうございます」

お言葉に甘えるふりをしました。
案内されるかたちで、ふたりいっしょに森の歩道を進んでいきます。

(いま行っても、誰もいない)
(まさか、このおじさんが相手ってわけにもいかないし)

とにかくおしゃべり好きなおじさんでした。
背は私より低いぐらいで、
「この先の○○で、△△をしてるんだ」
わりと昔からの□□さんだと教えてくれます。

レンタカーのナンバープレートを見たのでしょう。

「お嬢さん、東京から?」
「はい」

おじさんは、相変わらずのニッコニコ顔でした。

「こんなとこまで」
「若い子ひとりで、めずらしいね」

世間話を続けながらも・・・
ちょっとだけ、その目にいやらしさがよぎった気がします。

一瞬、思いました。
(もしかして)
(この人でも、脈あり?)
このおじさんにお風呂を覗かれてしまう・・・
そんな恥ずかしい自分をイメージしはじめている私がいます。

目的地の温泉へと、階段道を降りる場所が見えてきました。
実際には何度も来たことのある、『○○湯→』という朽ちた表示板・・・
でも、そのまま通りすぎようとしています。

「あれ?」
「ここじゃないんですか?」

「そっちは、まちのお湯だよ」
「本当のは、こっち」

さらに先へと歩道を進んでいきました。
「そうなんですか?」
笑顔を取り繕いながらも、
(本当に、だいじょうぶ?)
(ついていって大丈夫なの?)
さすがに、ちょっと警戒してしまいます。

でも、それも取り越し苦労でした。
その後もしばらく歩いていくと、大きく曲がるように・・・
下へと降りていく道すじ(?)が、見えてきます。
おじさんの後に続いていくと、川辺に出ました。

(すごい)

大きな川岩がごろごろ転がった先に・・・
透明のお湯がたまった『湯だまり』が見えます。
なんの整備もされていない・・・
まさに純天然の野天風呂でした。
本心から感動してしまって、
「すごーい」
思わず言葉にしてしまいます。

河原のすぐ向こうが、川でした。
岩の低いところを縫うようにして、湯だまりに近づきます。
しゃがんで、お湯に手を入れてみました。
少しぬるいですが、なにも問題ありません。
(こんな温泉、入ったことない)
教えてもらわなかったら、決して訪れることのできなかった場所でした。
感激してしまった私は、きっと目を輝かせていたにちがいありません。

「すごいですね」
「ありがとうございます」

素直な気持ちでした。

「まず一般の人は来ないから」
「○○○だから安心して入んなさい」

ここまで案内してくれたおじさんが、ちょっと自慢げな顔になっています。

「じゃあ、俺は○△□×を見てまわるから」
「ゆっくり入っていったらいい」

最初のせりふは、よく聞き取れませんでした。
でも、
「ありがとうございました」
しっかりお礼を言って、見送ります。
おじさんは、岩場の奥へと歩いていきました。

デジカメを取り出して、
「ぴぴっ・・・ぴぴっ・・・」
目の前の素晴らしい景色に、たくさんシャッターを切ります。
私の頭の中で、もう露出のこととか・・・
そんなこと、なんだかどうでもよくなっていました。
この自然の中の野天温泉を目にして、純粋に感動していたのです。
おそらくは、本当に地元の人しか知らない場所でしょう。
温泉好きの血が騒いでいました。
(こんな温泉にはいれる)
どうしてもテンションが上がってしまいます。

風景全体をカメラに収めようと・・・
すぐ目の前の岩の出っ張りに、
「よっ」
登ってみます。

が・・・
(あっ)
反射的に、また降りていました。

一瞬、見えてしまったのです。
背中を丸めるようにして、後ろの岩場に隠れているあのおじさん・・・

(そっか)
(やっぱりそうなんだ)

意外にも、それほどには驚いていない自分がいました。

(あんなに親切にしてくれたけど)
(やっぱり、そういうことか)

正直に書けば・・・
いっしょに歩いていたときから、なんとなく予感はあったのです。

(この人、私のことを覗く気だ)

どっちにしろ、文句のつけようのない展開でした。
望んでいたシチュエーションが、ひとりで向こうからやって来てくれたようなものです。
同時に、
(どきどきどき)
強いプレッシャーが襲ってきました。
あの人とはいっぱいしゃべってしまった直後だけに、余計恥ずかしさを感じます。
胃が『きゅうっ』としました。
景色にカメラを構えるふりをしながら、
(どうしよう)
自分の気持ちを確かめます。

(このおじさんなら)
(そんなにリスクは高くない)

この人なら、静かに『見ているだけ』のはずでした。
うまく説明できませんが、感覚的にわかるのです。

それに・・・
これって明らかに、私の大好きなシチュエーション・・・

(私は、ちっとも悪くない)
(なにも悪いことしてるわけじゃない)

この流れなら・・・
客観的に、私には非がありません。
(何も気づかないうちに、覗かれてしまう)
(男の人に、はだかを見られちゃう)
そんな『かわいそうな女』になりきることのできる興奮が、
(どうしよう)
(どきどきする)
早くも、私を昂ぶらせていました。
ねえ、おじさん・・・
(私に会ったときから狙ってたの?)
(最初から、この子のはだかを見てやろうって思ってたの?)
そんな相手の前でお風呂に入ろうとする自分を想像するだけで、
(ああん)
(恥ずかしすぎる)
あまりの屈辱感に、奥歯を噛みしめてしまいます。

おひとよしそうな顔で、周りを見ました。
「ふう」
大きく息を吐きます。
デジカメをトートバッグにしまいました。

(田舎のおじさん)
(私のお風呂、のぞかせてあげる)

演技をはじめていました。
しきりに周りを気にする素振りをしてみせながら・・・
シャツのボタンを外していきます。
指先が震えているのが自分でわかりました。
スカートも脱いで、ブラとパンツだけの下着姿になります。

不安そうな顔になってみせました。
道すじがあるほうだけは岩場ですが、あとはほとんど河原です。
かなり遠くからでも見通せてしまうような場所でした。
そんな思いっきりの『野天風呂』に、
(おじさん)
(この子、なかなか脱げずにいるよ)
物怖じしてブラを外せずにいるふりをします。

無垢な女を演じていました。
しつこいぐらいに、きょろきょろしてみせます。
おどおどした表情で、
(おじさん。。。)
(この子のおっぱい、見たい?)
背中のホックに手を伸ばしました。
(いる)
(あの岩の隙間から見てる)
胸からブラを外します。

おっぱいを露わにしたまま、びくびくした顔をしてみせました。
(ああん)
(見られてる)
まる出しになった私の胸に、きっとおじさんの目は釘付けです。
(あああ、恥ずかしい)
この背徳感が最高でした。
恥じらうように何度も周りを気にしてみせて・・・
決心したように、腰のパンツも一気におろします。

全裸でよろけるようになりながら、
(ヤあん)
(見ないで)
足首からパンツを抜きました。
手でからだの前を隠しながら、湯だまりに入ります。

「ざば、ざば」

(どきどきどき)

お湯につかって、
「ふーっ」
大きく息を吐きました。
ようやくリラックスした顔をしてみせますが、
(どきどきどき)
本当は、いまにも心臓が破裂しそうです。

何も知らないふりをして、
「ふうーっ」
川の景色にみとれているふりをしました。
さりげなく、後ろを振り返ります。
独り占めの野天温泉に、幸せそうな表情を浮かべてみせていました。
右後方のあの岩の裏・・・
おじさんが私を覗いているのがわかります。

このどきどき感が、たまりませんでした。
(ああん)
(気持ちいい)
そう・・・
私は、何の罪もない『覗きの被害者』・・・
(かわいそう)
(男の人に覗かれてるのに)
何も気づかずに、真っ裸でお湯につかっています。
男の人が見ている前で、
(あああ、どきどきする)
何も知らずにいるのです。

お湯そのものは、さほど熱くありませんでした。
地下で、川の水がまざっているのかもしれません。
それでも・・・
しばらくつかっていると、だんだんのぼせてきます。

自分で自分の気持ちを煽っていました。
(おじさん、恥ずかしいよ)
(わたし、なにも着てないよう)
ひとたびお湯から出たら、どこにも隠れ場はありません。
(おじさん、見ちゃだめ)
見られてるなんて知ったら・・・
(この子、ショックで泣いちゃうよ)

立ち上がって、
「ざば」
湯だまりから出ました。

何も知らない顔をして、
(ああん、おじさん)
おじさんの正面を向いて立ってしまいます。
今度は、手で隠しませんでした。
ぼけーっと、山の木々を見上げるように・・・
一糸まとわぬ姿で、そのまま突っ立ってみせます。

(ひいい)
(恥ずかしい)

東京から来た『お嬢さん』の、全裸姿を披露してあげていました。
その場に棒立ちになったまま、
(うううう)
(見ないでえ)
色づきはじめたかえでの葉を、笑顔で見上げてみせます。

岩場からの視線を意識していました。
(かわいそう)
(見ないであげて)
まる出しのアンダーヘアが、真横にひしゃげています。
胸を隠すこともなく、羞恥心に耐えました。
(見ちゃだめ)
(かわいそうだってば)
真正面からこの子のからだを眺めさせてあげます。

無警戒な女の子になりきりました。
自然な感じで振り向いて、今度はおじさんに背中を向けます。

(かわいそう)
(この子、かわいそう)

景色をみつめるふりをしながら・・・
おじさんに、白いお尻を見せてあげました。
気持ちよさそうに、
「んん、ぅうー」
空に向かって、全身で伸びをします。
全裸のまま、ぐーっと背骨を反らしました。
伸ばした全身を震わせながら、そよ風を肌に受けとめます。

「ふう」

(おじさん。。。)
(わたし、恥ずかしいよ)

おずおずと、湯だまりに入りました。
お湯につかりながら・・・
羞恥の興奮を抑えきれない自分に、脚がぶるぶる震えてきます。
うっとりするような快感に包まれながらも、
(なんてかわいそうな子)
(この子には、なんの落ち度もないのに)
自分で演じるこの『お嬢さん』が、不憫でなりませんでした。

(おじさん、よかったね)
(こんなキレイな子の、はだか見れて)

自虐的な気持ちが昂ぶっていました。
もっとあの人のことを、喜ばせてあげたい気持ちにかられます。

(若い子のお風呂のぞいて、どきどきする?)
(ぜんぜん気づかれてないと思ってるでしょ?)

しばらく、そのままお湯につかっていました。
空の高いところで、ゆっくりと雲が流れていきます。

(何も知らないふりしてあげる)
(むじゃきに振る舞うふりしてあげる)

頃合いをみて、
「ざば」
再び湯だまりから出ました。
濡れたままの素足で、そのままスニーカーをはいてしまいます。

もういちどトートからデジカメを出しました。
手ごろな小岩の上に立ってみます。
(ああん、おじさん)
(わたしを、見て)
まるで、朝礼台の上にでも立たされているような気分でした。
はいているスニーカー以外は、正真正銘の真っ裸です。
おじさんに、股の『割れ目』が見えているはずでした。
わずか数十cmの高さですが、屈辱感でいっぱいになります。
お嬢さんっぽく『にこっ』と微笑み顔をつくりました。
自分に向けたデジカメを持った手を・・・
できるだけ前に伸ばして、
「ぴぴっ」
顔の『自撮り』をしてみせます。

(ひいい)
(恥ずかしい)

あまりの羞恥に、泣き出しそうな気持ちでした。
小岩の上に立ったまま・・・
視線に辱められている感覚で、ヌードの私を見てもらいます。
何度もにっこり微笑みながら、
「ぴぴっ・・ぴぴっ・・・」
川の流れを背景にして、シャッターを切りました。

(どきどきどき)

そして、そのまま河原をひょいひょいと・・・
真っ裸のままで、川辺まで歩いていきます。

(おじさん見て)

たった10mほどですが、
(ああん、私)
(こんな格好で、河原を歩いてる)
石をまたごうと足幅が開くたびに、ものすごく興奮していました。
まさか人に見られているだなんて、夢にも思わないというふうに・・・
生まれたままの姿で、はしゃいでみせます。
澄みきった水に手を入れて、
「きゃっ」
その冷たさに悲鳴をあげてみせました。

にっこり微笑み顔をつくって、
「ぴぴっ・・ぴぴっ・・・」
またデジカメで自撮りをします。
自分なりのこだわりがあるかのように、
「ぴぴっ・・ぴぴっ」
画面を確かめながら、何度も撮り直すふりをしてみせました。

足もとを取られないように注意しながら、湯だまりへと戻っていきます。
さりげなく確かめました。
おじさんの隠れ場所は・・・
(いる)
あの岩の、さらに後ろのあの岩の裏・・・

(ねえ、おじさん)
(いま、どんな気持ち?)

近づいていきながら、
「let it go♪・・let it go♪」
だいぶん前に流行った歌のメロディを口ずさみます。
自分の腰ぐらいの高さがある岩でした。
隠れているおじさんの目前にあるその岩に・・・
ひょいと登ってしまいます。
振り返るように、川のほうを向きました。
(どきどきどき)
ほんの3m後ろには、私を覗いている男の人・・・

岩の上は、平らではありません。
右足に重心を残したまま・・・
足場を求めるように、隣のくぼみに左足を伸ばしていました。
肩幅以上の開脚状態になって、
(ひいい)
(見えちゃう)
岩の上に立ってしまいます。

(ああん、見ないで)

私の恥ずかしいところがまる見えでした。
すぐ後ろのおじさんの存在には、まったく気づいていないふりをします。
そのまま、デジカメを持った手を前に伸ばしました。
今度は山を背景に、
「ぴぴっ」
自分に向けてシャッターを切ります。

(ヤあん)
(もっと)

自尊心をかなぐり捨てました。

「ぴぴっ・・ぴぴっ・・・」

背景とアングルを合わせるかのように、腰を低く落とします。
片手で、足もとのでっぱりにつかまりました。
岩の上に乗ったまま、
(ああん)
中腰の姿勢になってしまいます。
デジカメを持ったほうの手を、前に伸ばしました。
おじさんが目にしている私の後ろ姿は・・・
あられもなく肛門までまる出しにして、
(だめえ)
お尻を開ききらせている『かわいそうな』お嬢さんです。

(イヤあ)
(恥ずかしい)

「ぴぴっ」

(どきどきどきどき)

おじさんに、私の恥部がまる見えでした。
恥ずかしい『縦の割れ目』を、後ろから覗かせてあげます。
自分の顔を撮るふりをして、
「ぴぴっ」
さりげなくデジカメの角度をずらしていきました。
何も知らないふりをして・・・
自分の『背後』が写るように、
「ぴぴっ・・ぴぴっ・・・」
何度もシャッターを切ります。
ガニ股の自分に、言いようのない興奮を覚えていました。
(泣いちゃう)
(もう泣いちゃうよ)
必死に、羞恥心に耐えます。

そっと岩から降りました。
ご機嫌な声色で、
「let it go♪・・let it go♪・・・」
またメロディを口ずさみます。

(もうだめ)
(わたし、もうだめ)

演技を続けようにも、もう限界でした。
あまりの恥ずかしさに、本当はこのまま身悶えたいぐらいです。

(帰らなきゃ)
(これ以上はむり)

スニーカーを脱ぎました。
不自然に思われないよう、最後にもういちど湯だまりに入ります。
ぬるいお湯につかりながら、
(もう・・だめ・・・)
うまく呼吸ができませんでした。
頭の中が『じーん』としびれて・・・
(男の人が見ている前で)
(あんなにみっともないポーズ。。。)
何もかも忘れそうになりながら、陶酔感にひたってしまいます。

岩場の陰のおじさんに、心の中で話しかけていました。

(よかったね、おじさん)
(見たいの見れて、よかったね)

憐れなお嬢さんになりきっている自分に、恍惚としてきます。

でも、おじさん・・・
(もう、むり)
(わたし、耐えられない)

「ざば」

湯だまりから出ました。
スポーツタオルでからだを拭きます。

何食わぬ顔で下着をつけて、服を着ました。
荷物をまとめて、
(さよなら、おじさん)
その場をあとにします。

駐車場まで戻った私は、すぐに車をスタートさせていました。
そのまましばらく走ってから、
(もういい)
(このあたりで)
道幅の広いところで停車します。

トートからデジカメを取り出しました。
(どきどきどき)
気持ちを落ちつかせて・・・
撮った画像を確認してみます。

(どきどきどき)

大自然を背景にして微笑む、私の顔のアップ・・・
アングルが適当で、すっかりピンボケな自撮り画像・・・
そして、
(ああ)
岩から身を乗り出しているおじさんが写っています。
でも、
(だめだ)
ピントが合ってなかったり・・・
ブレて流れてしまっていたり・・・
けっきょく、うまく撮れているものはありませんでした。

(ばか・・・)
(おじさんの馬鹿・・・)

自分でもわけのわからない、感情の昂ぶりがわきあがります。
涙があふれ出していました。
悔しいとか悲しいとか、そういう負の感情ではありません。
写真は残念だったけど・・・
(あああ。。。)
(いい気分。。。)
停めた車の運転席で、わんわん泣いてしまう私でした。

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