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美容院
私は、もうずっと2年近く・・・
自分のうちから、電車に乗って3駅となりにある街の美容院に通っていました。
ちょっとした買い物がてらというときに、そこが便利だったからです。
だいたい1ヵ月に1度のペースで行くのですが、
(そろそろお店を変えようかな)
そう思いはじめていたところでした。
別に、いまのお店に不満があったわけではありません。
ちょっとマンネリ感を覚えはじめていたという程度のことです。
いつも担当してもらっていたのは、Nくんという20代半ばの男性美容師さんでした。
カットしてもらいながら、
(この人とも、もう長くなってきたなあ)
いつもプライベートな話も聞いてもらったりしています。
とは言っても、もちろん当たり障りのない範囲のことばかりですが・・・。
先週、その美容院に行ってきました。
いつものようにカットを終えて、お店を出た私・・・
今日も、ものすごい暑さと湿気です。
駅に向かって歩いていると、
「○○さん」
後ろから声をかけられました。
振り向くと、そのNくんが肩で息をしています。
(あれっ?)
最初は、私が何か忘れ物でもしてしまったのかと思いました。
でも心当たりがなくて、
「どうしたんですか?」
まだ息を切らしている彼に尋ねます。
Nくんは、緊張しているようでした。
「すみません」
「ちょっと、お話を聞いてもらえますか?」
何のことだか、まったくわからず・・・
「お店はいいの?」
聞けば、店長たちからも了解を得てきていると言います。
「いいですよ」
「どうしたんですか?」
ロータリー広場(?)の木陰のベンチに、ふたり並んで腰かけました。
彼の話を聞きます。
要点を書くと・・・
私は、Nくんに告白をされました。
ずっと前から、私のことを気に入ってくれていたのだそうです。
本当は、お客にそういうアプローチをするのは禁止らしいのですが・・・
店長もふくめて、周りのスタッフからも応援してもらっていたとのことでした。
そして、結論としては・・・
私は、彼のことをふりました。
Nくんのことを、そういう対象として見たことはなかったからです。
「ごめんなさい」
駅前なのに、嘘みたいにわんわん泣かれました。
(ちょっと・・・困る・・・)
通行人が、ベンチの私たちを見ながら通りすぎていきます。
Nくんがいい人なのは知っていました。
だからと言って、好きでもない人と付き合うつもりはありません。
申し訳ない気持ちでした。
「本当に、ごめんなさい」
男の人がこんなに泣くのを見たのは初めてです。
そして、それが『きっかけ』でした。
ようやく納得してくれた彼と、1度だけ今度いっしょに飲みに行くという約束をして・・・
メールアドレスを交換します。
そして、最後はお互いに無理やり笑顔で別れました。
(悪いけど、もうあの美容院には行けない)
(どうせ、変えようかと思ってたんだし)
約束したのは、その数日後の夜でした。
待ち合わせの場所に現れたNくんは、もういつもの彼に戻ってくれています。
大変迷惑をかけたと、
「すみませんでした」
申し訳なさそうに何度も謝られました。
(よかった)
(そんなに気まずくない)
私も、あのとき『自分には婚約者がいる』ということにしておいたので・・・
「ごめんなさい」
「お互いに、もう水に流そうね」
そんな感じの流れに、雰囲気を持っていきます。
お店に入りました。
割り切ったように、
「もう、今日は飲んじゃうぞ」
無理して明るく振る舞っているNくん・・・
「しょうがないなあ」
「私も、付き合いますよ」
お酒を飲みながら、彼の話の聞き役になってあげます。
Nくんの生い立ちのこと・・・
これまでの恋愛のこと・・・
いまの仕事の悩み・・・
いろいろな話を聞きました。
アルコールが進んでいくうちに、自然とお互いのわだかまりもなくなっていきます。
「ぼく、本当に○○さんのこと好きだったんですよー」
「婚約者のかたが、羨ましいです」
いつのまにか、そんなふうに話がループする感じになっていました。
「私なんかの、どこを好きになってくれたんですか?」
ビールで顔を真っ赤にしている彼に、思いきって聞いてみます。
「正直、最初は顔でしたー」
「でも・・・話してみたら、すごく感じのいい人だったし」
私をみつめながら、Nくんが涙ぐみそうになっていました。
まずいと思って、
「もっといい人がみつかりますよ」
「Nさん、やさしそうだから」
さりげなくフォローを重ねます。
そんなこともありながら・・・
その後も、2時間ぐらいお酒を飲んでいたでしょうか。
けっこう酔っ払ってきた彼が、
「○○さんは、SですかMですか?」から始まって・・・
だんだんとエッチなことも話題にするようになってきていました。
その都度、
「よくわからないです」
にこやかに微笑みかけてあげながらも、適当にお茶をにごします。
そのうち、フェチの話になりました。
Nくんは、『匂いフェチ』なんだそうです。
「○○さんは?」
と、聞かれて・・・
「なんだろう?」
「あんまり無いと思います」
とっさに嘘をつきながら、会話自体は楽しんでいるふりをしてあげました。
フェチというのとは違うかもしれませんが・・・
心の中では、
(もし露出に興奮するなんて言ったら)
(この子、驚くだろうな)
そんなふうに、まったく別のことを考えています。
そのとき・・・
一瞬、すごく邪なことを想像している自分がいました。
ものすごく悪いことです。
お酒には、けっこう強い私でした。
実際、今のところほとんど酔ってはいません。
でも・・・
彼に合わせて、少しずつ『とろーん』となってきたふりをしていました。
(ありえない)
(そんなこと考えたら、絶対だめ)
美容院には、初めて行ったときに会員登録のようなものをしているわけですから・・・
どうせ、住所とかは知られてしまっているも同然でした。
でも、立場的には・・・
この人は、客の私にひどいことなど絶対できないはずです。
つい何日か前の、あの『美容院の帰り』の出来事・・・
私にふられて泣いていた、この子のかわいそうな姿を思い出していました。
(Nくん、ごめんね)
(あのときだって、私は)
周りの人の目を気にしながらも・・・
実は、少し優越感にひたっていた・・・。
本当の私は、そういう性格の悪い人間なのです。
(Nくん・・・)
(私のこと、そんなに好きなの?)
腹黒い自分が、頭の中で計算をしていました。
(ごめんね、Nくん)
(思ってくれてるような女じゃなくて)
タイミングを計って、話題を変えます。
「ねえNさん」
「もう、だいぶん酔っ払ってるんじゃないですか?」
「んんー、そうかな」
「でも、けっこういい気分ですねえ」
楽しそうにおしゃべりをしながら、少しずつ自分のペースに誘導していきます。
「Nさんって」
「酔うとどう変わるんですか?」
「ぼくは、陽気になるって言われますね」
「○○さんは、どうなるんですか?」
さっきよりも、ますます目をとろんとさせてみせました。
「えー」
「子どもみたいに、甘えんぼになっちゃうかも」
少し照れたような顔で、嘘をつきます。
そうやって、さりげなく布石を打っている『性悪』な私がいました。
(もしやってあげたら)
(この子だって、きっと嬉しいに決まってる)
それからも、いろいろなおしゃべりをしました。
八割がた彼が話して、そのほとんどを私が聞いているという構図です。
にこにこしながら・・・
けっこうなハイペースで、お酒を飲んでみせました。
(本当に、わたし)
(そんな無茶なことするつもり?)
私を好きだと言ってくれたNくん・・・
その彼の心を、弄ぼうとしている悪い私がいます。
「じゃあ、そろそろ・・・」
お開きにしましょうと、Nくんに伝えました。
「今日は、私の気持ちだから」
自分が払うと言ってきかない彼を押しとどめて・・・
年上の私が、半ば強引に会計をしてあげます。
ふたりで店のドアを出たとき・・・
さよならのときが近づいてきたと感じたのか、彼が泣きそうになっていました。
「○○さん」
「今日は、ぼく本当に・・・」
その言葉を遮るように、
「ううーん」
階段を下りきったところで、私はへたりこんでしまいます。
「大丈夫ですか!?」
Nくんが、抱きかかえるようにして支えてくれました。
「んー」
「よ・・ぱらちゃた、かも・・・」
頭をふらふらさせながら、つらそうな顔をしてみせます。
すべて演技でした。
本当は、しらふも同然です。
「大丈夫ですか?」
「送っていきましょうか?」
私を抱きかかえたまま、完全に声が裏返っているNくん・・・
「お言葉に、甘え、て・・・」
「タクシー・・・送ってもらお、かな・・・」
Nくんとふたりで、タクシーに乗っていました。
「□□の、□□前の・・・」
「マンション・・まで・・・」
運転手さんに、自宅の場所を告げます。
隣の彼の肩にもたれかかりながら・・・
(どきどきどき)
自分のこの大胆な行動に、興奮してきているのを感じていました。
(ああ、本当に)
(もう・・うちに着いちゃう)
私鉄で3駅ですから、車でも15分ぐらいです。
タクシーを降りて、
「部屋の前まで送ります」
そう言ってくれる彼の言葉に甘える『ふり』をしました。
半ば朦朧としている演技で・・・
オートロックの前で、
「か・・ぎ・・・」
バッグを開けて、Nくんにお願いします。
「○○○号室、で・・す・・・」
いっしょにエレベーターに乗り込んで、ボタンも押してもらいました。
フロアに着いて、自分の部屋のドアの前まで来たときに・・・
そのまま、ふらーっとよろけてみせます。
「○○さん!」
「しっかりしてください」
本気で彼が焦っているのがわかりました。
慌てて、部屋の鍵を開けてくれます。
真っ暗な玄関に入ったところで、
「みず・・・」
わざとその場にへたりこみました。
「み、ず・・・おねがい・・・」
Nくんが、手探りで壁の照明スイッチを探しています。
(もっと左)
(そう、そこの横・・・)
パチッと、室内が明るくなりました。
「み・・ず・・・」
彼が靴を脱いで、
「おじゃまします!」
慌てて中へと入っていきます。
(よかった)
(部屋、きれいにしておいて)
コップに汲んできてくれた水を受け取って・・・
こくこくこくと、飲み干しました。
完全に酔っ払っているふりをして、彼に両手を差し出します。
「うぅー」
立たせてくれようとするNくんに体重を預けました。
よろよろになった私を抱えるようにして、
「○○さん、起きてください」
とりあえず部屋の中まで移動させようとしてくれます。
ごろん・・・
ベッドの上に横たわらせてもらっていました。
真夏の暑さが充満した部屋で、
「あつ・・い・・・」
うなされたように、つぶやいてみせる私・・・
彼が、エアコンのスイッチを入れてくれています。
心配そうに、
「○○さん」
Nくんが、私の顔をのぞきこんでいました。
私は、薄目にしながら完全に酔いつぶれているふりをします。
(ごめんね、Nくん)
(私、あなたを騙してるの)
ものすごく顔を見られていました。
Nくんが・・・
自分に片思いをしてくれた男の子が・・・
(どきどきどき)
こんなに間近で、私の顔を見おろしています。
その彼の息づかいが伝わってきて、言葉にならないぐらいに興奮しました。
苦しげに、
「う、うーん」
眉間にしわを寄せてみせます。
そして、無造作にひざを立てました。
剥き出しになった太ももに沿って、スカートが捲れてしまいます。
(Nくん)
(私、こんなことしかしてあげられない)
開いた脚のあいだを覗きこまれていました。
私のことを好きな男の子が、
(あああん)
息をのむように、スカートの中を見ています。
心の中で・・・そっと恥じらいに悶える私がいました。
(ううう)
むくっと身を起こして、
「ト・・イ」
ぼーっと立ち上がります。
まるで、もう彼の存在など目に入っていないかのように・・・
朦朧としている感じで、
「暑っ・・つい・・・」
カットソーを脱ぎ捨てました。
ブラジャー姿のまま、ひとりでふらふらと部屋から出ていきます。
トイレの中に入って、
「ぱたん」
ドアを閉めました。
(ひいいいい)
胸のどきどきを抑えられません。
かつて、これほどにまで大胆な行動をとったことがあったでしょうか。
トイレの中で、スカートと靴下を脱ぎました。
下着だけの姿になって、脱いだ服を足もとに散乱させてしまいます。
無理やり襲われることはないと見抜いていました。
私は、Nくんとセックスする気もありません。
でも・・・
(この状況じゃ)
もし、最悪そうなってしまったとしても・・・
(いいよ、彼なら)
(1回ぐらいしょうがない)
心の中で、どこか覚悟はできています。
その代わり・・・
(そうなるまでは)
(私に、思いっきりどきどきを味わわせて)
せつないぐらいに、自虐的な気持ちが昂ぶっていました。
(ああ、だめ)
パンツも脱ぎ捨ててしまいます。
これで、もう身につけているのはブラだけでした。
(Nくんなら)
(迷惑じゃないよね?)
トイレの水を、
「じゃーっ」
かたちだけ流します。
あからさまに酩酊している表情をつくって・・・
「かちゃっ」
そっとドアを開けました。
トイレから出たところで『どたん』と音を立てます。
床に尻もちをついてみせました。
「○○さん?」
部屋から出てきたNくんの目が見開いています。
酔っ払ったまま、服を脱ぎ散らかして・・・
すっかり前後不覚に陥っている私・・・
Nくんが、私のからだに視線を走らせているのがわかりました。
それでもなんとかして、
「あっちですよ」
また立たせようとしてくれています。
(どきどきどき)
さっきみたいにベッドまで運んでもらっていました。
腰かけさせてくれるみたいなかたちに下ろしてもらって・・・
私は、
「うぅーん」
顔をとろんとしてみせます。
薄目にしたり半目にしたりを繰り返しながら、何もわかっていないふりをしました。
朦朧とした様子で、
「暑・・つい」
背中のホックに手を伸ばします。
いかにも『わずらわしい』という感じで・・・
「ん、うー」
ブラを剥ぎ取ってみせました。
「うぅ・・ん」
そのまま、ベッドの上に仰向けに寝てしまいます。
「うふぅ・・・」
酔いつぶれたふりをして、何もわからないふりをして・・・
ついに、彼の前で全裸になってみせた私・・・
(ああん)
ものすごく興奮していました。
傍らにひざをついて、
「○○さん」
「大丈夫ですか?」
Nくんが、心配そうに声をかけてくれますが・・・
その目で、思いっきり胸を見られているのがわかります。
(恥ずかしい。。。)
完全に泥酔状態を演じていました。
眉間にしわを寄せて、
「ぅぅ・・ん」
それらしく呻いてみせます。
開き気味に投げ出した両脚が、股のあいだまで露わにしていました。
しかも・・・
相手は、私に憧れを持ってくれた男の子・・・
一糸まとわぬ姿を晒している自分に、死ぬほど興奮してしまいます。
(恥ずかしいよ。。。)
空気が変わったのを感じました。
明らかに、Nくんの呼吸が荒くなっているのが伝わってきます。
(ひいん)
至近距離で胸を見られ・・・
顔をくっつけんばかりに股間を覗かれ・・・
(ひいいん)
そして、匂いを嗅がれていました。
彼が『匂いフェチ』だとか言っていたのを思い出します。
(やめてえ)
天井の照明が、煌々と私のからだに光をあてていました。
男の子に、からだの匂いを嗅がれています。
呆然自失になりかけながらも、
(よかったね)
(私にそんなことできて、よかったね)
とても言葉では表せないような、羞恥の興奮を味わっていました。
(あああん)
(恥ずかしいよ)
そのうち・・・
「○○さん」
今度は、間近から顔をのぞきこまれます。
反応を見られているのがわかりました。
「○○さん」
「大丈夫ですか?」
肩を揺すられますが、私はあえて反応しません。
一瞬だけ、半目になってみせて『ぼーっ』と視線を宙に泳がせました。
ふんわりと頬に手のひらを当てられましたが、
「うぅーん」
それでも反応しない私・・・
泥酔している演技を続けます。
きっと、大丈夫だと確信したのでしょう。
そっとキスされていました。
ただただ、そっと・・・
私の口に、Nくんがやさしく唇を押し当ててきます。
(どきどきどき)
彼に自分の唇を奪わせてあげることで・・・
相手にお詫びをしているような気持ちになっている『私』がいました。
(ごめんね、Nくん)
(あなたとは付き合えないけど)
その申し訳ない思いをごまかすように、じっと無反応のままでいてあげます。
(どきどきどき)
そして、やっぱり・・・
からだもさわられていました。
胸を撫でられ、おっぱいに顔を摺りつけられたかと思うと・・・
そのまま乳首を口に含まれます。
顔から火を噴きそうな恥ずかしさでした。
私のおっぱいを撫でまわす彼が、夢見ごこちのような表情をしています。
薄目のまま、
「う、うーん」
されるがままになってあげている私・・・
(ああん、Nくん)
(わたし恥ずかしいよ)
両方のふくらはぎを持つようにして、脚を開かされます。
そのまま『ぐーっ』と押し上げられる感じで、大股開きにさせられました。
まるで、おしめを替える赤ちゃんのような格好で・・・
大切なところをお披露目させられます。
(ひいん)
見られているのがわかりました。
もうすぐ結婚すると言っていた私の『あそこ』を、じっとみつめている気配がします。
そして・・・
そこに顔を埋められていました。
(いやんいやん、恥ずかしい)
鼻づらを押しつけるようにして、敏感な部分に口づけしてくるNくん・・・
執拗に、執拗に、
(ああん)
私の恥ずかしいところを舐めています。
(だめえ)
いったいどれぐらいの時間、あそこを舐められていたでしょうか。
泥酔を演技しながらも・・・
「う、うぅん」
襲いかかってくる快感に、理性を保つのがやっとでした。
(ああ、だめえ)
男の子が、自分の股に舌を這わせているのです。
頭の中が・・・真っ白になりそうでした。
下半身が『ぬるぬる』を溢れさせてしまっているのが、自分でもわかります。
(恥ずかしいよ)
(Nくん・・・)
ようやく脚を放してくれた彼が、
(どきどきどき)
カチャカチャとベルトを鳴らしてズボンを脱いでいました。
(私は、何も知らない)
(酔ってて意識がないんだから)
腕立て伏せをするときのような姿勢で覆いかぶさってきて・・・
私の股に、お○んちんをあてがってきます。
(ああ・・・されるんだ・・・)
恐怖はありませんでした。
もう自分の意思とは関係なく、それを受け入れようとしている私のあそこ・・・
ぎゅうっと圧迫してくる感覚で、
(あ・・ぁ・・・)
Nくんのものが私の中に入ってきます。
(ああ、Nくん。。。)
彼とつながったまま、
「はあぁぁ」
吐息を漏らさずにいられませんでした。
下半身が熱を持って、脳がとろけそうになっていきます。
(おねがい)
(痛くしないで)
私が急に意識を戻したりしないかと怖れていたのかもしれません。
様子を窺うように『ゆっくり』と・・・
深いストロークで腰を動かされていました。
(よかった・・ね・・・Nくん・・・)
本当に、ゆっくりゆっくりと・・・
2回・・3回・・・奥まで私を貫いてきます。
(気・・持ち・・・いい?)
そして・・・
その『2~3回だけ』で、彼は私から離れていました。
はだかの私に、タオルケットをかけてくれます。
「ううーん」
何も気づいていないふりをしてあげる私・・・
彼が泣いているのがわかりました。
でも、私にはどうしてあげることもできません。
最後にもういちどそっとキスをして、Nくんが帰っていきました。
部屋の電気を消してくれて、
「カチャ」
静かに玄関のドアが閉まる音がします。
(Nくん)
少しだけ時間を置いてから、玄関のカギをしめました。
(ごめんね、Nくん)
(気持ちに応えてあげられなくて)
あれだけですぐにやめてくれたのは、あの子のやさしさだったのでしょう。
彼のやさしさを噛みしめながら・・・
後ろめたさと、心苦しい思いと・・・
・・・でも、後悔はありません。
翌日、Nくんからメールをもらいました。
もちろん『そのこと』については、彼のほうから一切ふれてきていません。
『Nさんが、うちまで送ってくださったんですよね?』
『ありがとうございました』
私は、まったく『それ』を記憶していないかのように返信していました。
申し訳ないという気持ちになりながら・・・
最後に、
『もう会えません』
・・・その旨だけを伝えて。
(私みたいなのじゃなく)
(どうか、もっといい人にめぐり会ってください)
心からそう願う気持ちで、胸がいっぱいでした。
(PS)
このサイトの趣旨にはそぐわないかもしれませんから、内容に問題があるようでしたら削除してください。
特定されるようなリスクを減らすために、少しだけ工夫をして書いてあります。
本当に暑い日が続いていますが、どうか皆さんご自愛ください。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
自分のうちから、電車に乗って3駅となりにある街の美容院に通っていました。
ちょっとした買い物がてらというときに、そこが便利だったからです。
だいたい1ヵ月に1度のペースで行くのですが、
(そろそろお店を変えようかな)
そう思いはじめていたところでした。
別に、いまのお店に不満があったわけではありません。
ちょっとマンネリ感を覚えはじめていたという程度のことです。
いつも担当してもらっていたのは、Nくんという20代半ばの男性美容師さんでした。
カットしてもらいながら、
(この人とも、もう長くなってきたなあ)
いつもプライベートな話も聞いてもらったりしています。
とは言っても、もちろん当たり障りのない範囲のことばかりですが・・・。
先週、その美容院に行ってきました。
いつものようにカットを終えて、お店を出た私・・・
今日も、ものすごい暑さと湿気です。
駅に向かって歩いていると、
「○○さん」
後ろから声をかけられました。
振り向くと、そのNくんが肩で息をしています。
(あれっ?)
最初は、私が何か忘れ物でもしてしまったのかと思いました。
でも心当たりがなくて、
「どうしたんですか?」
まだ息を切らしている彼に尋ねます。
Nくんは、緊張しているようでした。
「すみません」
「ちょっと、お話を聞いてもらえますか?」
何のことだか、まったくわからず・・・
「お店はいいの?」
聞けば、店長たちからも了解を得てきていると言います。
「いいですよ」
「どうしたんですか?」
ロータリー広場(?)の木陰のベンチに、ふたり並んで腰かけました。
彼の話を聞きます。
要点を書くと・・・
私は、Nくんに告白をされました。
ずっと前から、私のことを気に入ってくれていたのだそうです。
本当は、お客にそういうアプローチをするのは禁止らしいのですが・・・
店長もふくめて、周りのスタッフからも応援してもらっていたとのことでした。
そして、結論としては・・・
私は、彼のことをふりました。
Nくんのことを、そういう対象として見たことはなかったからです。
「ごめんなさい」
駅前なのに、嘘みたいにわんわん泣かれました。
(ちょっと・・・困る・・・)
通行人が、ベンチの私たちを見ながら通りすぎていきます。
Nくんがいい人なのは知っていました。
だからと言って、好きでもない人と付き合うつもりはありません。
申し訳ない気持ちでした。
「本当に、ごめんなさい」
男の人がこんなに泣くのを見たのは初めてです。
そして、それが『きっかけ』でした。
ようやく納得してくれた彼と、1度だけ今度いっしょに飲みに行くという約束をして・・・
メールアドレスを交換します。
そして、最後はお互いに無理やり笑顔で別れました。
(悪いけど、もうあの美容院には行けない)
(どうせ、変えようかと思ってたんだし)
約束したのは、その数日後の夜でした。
待ち合わせの場所に現れたNくんは、もういつもの彼に戻ってくれています。
大変迷惑をかけたと、
「すみませんでした」
申し訳なさそうに何度も謝られました。
(よかった)
(そんなに気まずくない)
私も、あのとき『自分には婚約者がいる』ということにしておいたので・・・
「ごめんなさい」
「お互いに、もう水に流そうね」
そんな感じの流れに、雰囲気を持っていきます。
お店に入りました。
割り切ったように、
「もう、今日は飲んじゃうぞ」
無理して明るく振る舞っているNくん・・・
「しょうがないなあ」
「私も、付き合いますよ」
お酒を飲みながら、彼の話の聞き役になってあげます。
Nくんの生い立ちのこと・・・
これまでの恋愛のこと・・・
いまの仕事の悩み・・・
いろいろな話を聞きました。
アルコールが進んでいくうちに、自然とお互いのわだかまりもなくなっていきます。
「ぼく、本当に○○さんのこと好きだったんですよー」
「婚約者のかたが、羨ましいです」
いつのまにか、そんなふうに話がループする感じになっていました。
「私なんかの、どこを好きになってくれたんですか?」
ビールで顔を真っ赤にしている彼に、思いきって聞いてみます。
「正直、最初は顔でしたー」
「でも・・・話してみたら、すごく感じのいい人だったし」
私をみつめながら、Nくんが涙ぐみそうになっていました。
まずいと思って、
「もっといい人がみつかりますよ」
「Nさん、やさしそうだから」
さりげなくフォローを重ねます。
そんなこともありながら・・・
その後も、2時間ぐらいお酒を飲んでいたでしょうか。
けっこう酔っ払ってきた彼が、
「○○さんは、SですかMですか?」から始まって・・・
だんだんとエッチなことも話題にするようになってきていました。
その都度、
「よくわからないです」
にこやかに微笑みかけてあげながらも、適当にお茶をにごします。
そのうち、フェチの話になりました。
Nくんは、『匂いフェチ』なんだそうです。
「○○さんは?」
と、聞かれて・・・
「なんだろう?」
「あんまり無いと思います」
とっさに嘘をつきながら、会話自体は楽しんでいるふりをしてあげました。
フェチというのとは違うかもしれませんが・・・
心の中では、
(もし露出に興奮するなんて言ったら)
(この子、驚くだろうな)
そんなふうに、まったく別のことを考えています。
そのとき・・・
一瞬、すごく邪なことを想像している自分がいました。
ものすごく悪いことです。
お酒には、けっこう強い私でした。
実際、今のところほとんど酔ってはいません。
でも・・・
彼に合わせて、少しずつ『とろーん』となってきたふりをしていました。
(ありえない)
(そんなこと考えたら、絶対だめ)
美容院には、初めて行ったときに会員登録のようなものをしているわけですから・・・
どうせ、住所とかは知られてしまっているも同然でした。
でも、立場的には・・・
この人は、客の私にひどいことなど絶対できないはずです。
つい何日か前の、あの『美容院の帰り』の出来事・・・
私にふられて泣いていた、この子のかわいそうな姿を思い出していました。
(Nくん、ごめんね)
(あのときだって、私は)
周りの人の目を気にしながらも・・・
実は、少し優越感にひたっていた・・・。
本当の私は、そういう性格の悪い人間なのです。
(Nくん・・・)
(私のこと、そんなに好きなの?)
腹黒い自分が、頭の中で計算をしていました。
(ごめんね、Nくん)
(思ってくれてるような女じゃなくて)
タイミングを計って、話題を変えます。
「ねえNさん」
「もう、だいぶん酔っ払ってるんじゃないですか?」
「んんー、そうかな」
「でも、けっこういい気分ですねえ」
楽しそうにおしゃべりをしながら、少しずつ自分のペースに誘導していきます。
「Nさんって」
「酔うとどう変わるんですか?」
「ぼくは、陽気になるって言われますね」
「○○さんは、どうなるんですか?」
さっきよりも、ますます目をとろんとさせてみせました。
「えー」
「子どもみたいに、甘えんぼになっちゃうかも」
少し照れたような顔で、嘘をつきます。
そうやって、さりげなく布石を打っている『性悪』な私がいました。
(もしやってあげたら)
(この子だって、きっと嬉しいに決まってる)
それからも、いろいろなおしゃべりをしました。
八割がた彼が話して、そのほとんどを私が聞いているという構図です。
にこにこしながら・・・
けっこうなハイペースで、お酒を飲んでみせました。
(本当に、わたし)
(そんな無茶なことするつもり?)
私を好きだと言ってくれたNくん・・・
その彼の心を、弄ぼうとしている悪い私がいます。
「じゃあ、そろそろ・・・」
お開きにしましょうと、Nくんに伝えました。
「今日は、私の気持ちだから」
自分が払うと言ってきかない彼を押しとどめて・・・
年上の私が、半ば強引に会計をしてあげます。
ふたりで店のドアを出たとき・・・
さよならのときが近づいてきたと感じたのか、彼が泣きそうになっていました。
「○○さん」
「今日は、ぼく本当に・・・」
その言葉を遮るように、
「ううーん」
階段を下りきったところで、私はへたりこんでしまいます。
「大丈夫ですか!?」
Nくんが、抱きかかえるようにして支えてくれました。
「んー」
「よ・・ぱらちゃた、かも・・・」
頭をふらふらさせながら、つらそうな顔をしてみせます。
すべて演技でした。
本当は、しらふも同然です。
「大丈夫ですか?」
「送っていきましょうか?」
私を抱きかかえたまま、完全に声が裏返っているNくん・・・
「お言葉に、甘え、て・・・」
「タクシー・・・送ってもらお、かな・・・」
Nくんとふたりで、タクシーに乗っていました。
「□□の、□□前の・・・」
「マンション・・まで・・・」
運転手さんに、自宅の場所を告げます。
隣の彼の肩にもたれかかりながら・・・
(どきどきどき)
自分のこの大胆な行動に、興奮してきているのを感じていました。
(ああ、本当に)
(もう・・うちに着いちゃう)
私鉄で3駅ですから、車でも15分ぐらいです。
タクシーを降りて、
「部屋の前まで送ります」
そう言ってくれる彼の言葉に甘える『ふり』をしました。
半ば朦朧としている演技で・・・
オートロックの前で、
「か・・ぎ・・・」
バッグを開けて、Nくんにお願いします。
「○○○号室、で・・す・・・」
いっしょにエレベーターに乗り込んで、ボタンも押してもらいました。
フロアに着いて、自分の部屋のドアの前まで来たときに・・・
そのまま、ふらーっとよろけてみせます。
「○○さん!」
「しっかりしてください」
本気で彼が焦っているのがわかりました。
慌てて、部屋の鍵を開けてくれます。
真っ暗な玄関に入ったところで、
「みず・・・」
わざとその場にへたりこみました。
「み、ず・・・おねがい・・・」
Nくんが、手探りで壁の照明スイッチを探しています。
(もっと左)
(そう、そこの横・・・)
パチッと、室内が明るくなりました。
「み・・ず・・・」
彼が靴を脱いで、
「おじゃまします!」
慌てて中へと入っていきます。
(よかった)
(部屋、きれいにしておいて)
コップに汲んできてくれた水を受け取って・・・
こくこくこくと、飲み干しました。
完全に酔っ払っているふりをして、彼に両手を差し出します。
「うぅー」
立たせてくれようとするNくんに体重を預けました。
よろよろになった私を抱えるようにして、
「○○さん、起きてください」
とりあえず部屋の中まで移動させようとしてくれます。
ごろん・・・
ベッドの上に横たわらせてもらっていました。
真夏の暑さが充満した部屋で、
「あつ・・い・・・」
うなされたように、つぶやいてみせる私・・・
彼が、エアコンのスイッチを入れてくれています。
心配そうに、
「○○さん」
Nくんが、私の顔をのぞきこんでいました。
私は、薄目にしながら完全に酔いつぶれているふりをします。
(ごめんね、Nくん)
(私、あなたを騙してるの)
ものすごく顔を見られていました。
Nくんが・・・
自分に片思いをしてくれた男の子が・・・
(どきどきどき)
こんなに間近で、私の顔を見おろしています。
その彼の息づかいが伝わってきて、言葉にならないぐらいに興奮しました。
苦しげに、
「う、うーん」
眉間にしわを寄せてみせます。
そして、無造作にひざを立てました。
剥き出しになった太ももに沿って、スカートが捲れてしまいます。
(Nくん)
(私、こんなことしかしてあげられない)
開いた脚のあいだを覗きこまれていました。
私のことを好きな男の子が、
(あああん)
息をのむように、スカートの中を見ています。
心の中で・・・そっと恥じらいに悶える私がいました。
(ううう)
むくっと身を起こして、
「ト・・イ」
ぼーっと立ち上がります。
まるで、もう彼の存在など目に入っていないかのように・・・
朦朧としている感じで、
「暑っ・・つい・・・」
カットソーを脱ぎ捨てました。
ブラジャー姿のまま、ひとりでふらふらと部屋から出ていきます。
トイレの中に入って、
「ぱたん」
ドアを閉めました。
(ひいいいい)
胸のどきどきを抑えられません。
かつて、これほどにまで大胆な行動をとったことがあったでしょうか。
トイレの中で、スカートと靴下を脱ぎました。
下着だけの姿になって、脱いだ服を足もとに散乱させてしまいます。
無理やり襲われることはないと見抜いていました。
私は、Nくんとセックスする気もありません。
でも・・・
(この状況じゃ)
もし、最悪そうなってしまったとしても・・・
(いいよ、彼なら)
(1回ぐらいしょうがない)
心の中で、どこか覚悟はできています。
その代わり・・・
(そうなるまでは)
(私に、思いっきりどきどきを味わわせて)
せつないぐらいに、自虐的な気持ちが昂ぶっていました。
(ああ、だめ)
パンツも脱ぎ捨ててしまいます。
これで、もう身につけているのはブラだけでした。
(Nくんなら)
(迷惑じゃないよね?)
トイレの水を、
「じゃーっ」
かたちだけ流します。
あからさまに酩酊している表情をつくって・・・
「かちゃっ」
そっとドアを開けました。
トイレから出たところで『どたん』と音を立てます。
床に尻もちをついてみせました。
「○○さん?」
部屋から出てきたNくんの目が見開いています。
酔っ払ったまま、服を脱ぎ散らかして・・・
すっかり前後不覚に陥っている私・・・
Nくんが、私のからだに視線を走らせているのがわかりました。
それでもなんとかして、
「あっちですよ」
また立たせようとしてくれています。
(どきどきどき)
さっきみたいにベッドまで運んでもらっていました。
腰かけさせてくれるみたいなかたちに下ろしてもらって・・・
私は、
「うぅーん」
顔をとろんとしてみせます。
薄目にしたり半目にしたりを繰り返しながら、何もわかっていないふりをしました。
朦朧とした様子で、
「暑・・つい」
背中のホックに手を伸ばします。
いかにも『わずらわしい』という感じで・・・
「ん、うー」
ブラを剥ぎ取ってみせました。
「うぅ・・ん」
そのまま、ベッドの上に仰向けに寝てしまいます。
「うふぅ・・・」
酔いつぶれたふりをして、何もわからないふりをして・・・
ついに、彼の前で全裸になってみせた私・・・
(ああん)
ものすごく興奮していました。
傍らにひざをついて、
「○○さん」
「大丈夫ですか?」
Nくんが、心配そうに声をかけてくれますが・・・
その目で、思いっきり胸を見られているのがわかります。
(恥ずかしい。。。)
完全に泥酔状態を演じていました。
眉間にしわを寄せて、
「ぅぅ・・ん」
それらしく呻いてみせます。
開き気味に投げ出した両脚が、股のあいだまで露わにしていました。
しかも・・・
相手は、私に憧れを持ってくれた男の子・・・
一糸まとわぬ姿を晒している自分に、死ぬほど興奮してしまいます。
(恥ずかしいよ。。。)
空気が変わったのを感じました。
明らかに、Nくんの呼吸が荒くなっているのが伝わってきます。
(ひいん)
至近距離で胸を見られ・・・
顔をくっつけんばかりに股間を覗かれ・・・
(ひいいん)
そして、匂いを嗅がれていました。
彼が『匂いフェチ』だとか言っていたのを思い出します。
(やめてえ)
天井の照明が、煌々と私のからだに光をあてていました。
男の子に、からだの匂いを嗅がれています。
呆然自失になりかけながらも、
(よかったね)
(私にそんなことできて、よかったね)
とても言葉では表せないような、羞恥の興奮を味わっていました。
(あああん)
(恥ずかしいよ)
そのうち・・・
「○○さん」
今度は、間近から顔をのぞきこまれます。
反応を見られているのがわかりました。
「○○さん」
「大丈夫ですか?」
肩を揺すられますが、私はあえて反応しません。
一瞬だけ、半目になってみせて『ぼーっ』と視線を宙に泳がせました。
ふんわりと頬に手のひらを当てられましたが、
「うぅーん」
それでも反応しない私・・・
泥酔している演技を続けます。
きっと、大丈夫だと確信したのでしょう。
そっとキスされていました。
ただただ、そっと・・・
私の口に、Nくんがやさしく唇を押し当ててきます。
(どきどきどき)
彼に自分の唇を奪わせてあげることで・・・
相手にお詫びをしているような気持ちになっている『私』がいました。
(ごめんね、Nくん)
(あなたとは付き合えないけど)
その申し訳ない思いをごまかすように、じっと無反応のままでいてあげます。
(どきどきどき)
そして、やっぱり・・・
からだもさわられていました。
胸を撫でられ、おっぱいに顔を摺りつけられたかと思うと・・・
そのまま乳首を口に含まれます。
顔から火を噴きそうな恥ずかしさでした。
私のおっぱいを撫でまわす彼が、夢見ごこちのような表情をしています。
薄目のまま、
「う、うーん」
されるがままになってあげている私・・・
(ああん、Nくん)
(わたし恥ずかしいよ)
両方のふくらはぎを持つようにして、脚を開かされます。
そのまま『ぐーっ』と押し上げられる感じで、大股開きにさせられました。
まるで、おしめを替える赤ちゃんのような格好で・・・
大切なところをお披露目させられます。
(ひいん)
見られているのがわかりました。
もうすぐ結婚すると言っていた私の『あそこ』を、じっとみつめている気配がします。
そして・・・
そこに顔を埋められていました。
(いやんいやん、恥ずかしい)
鼻づらを押しつけるようにして、敏感な部分に口づけしてくるNくん・・・
執拗に、執拗に、
(ああん)
私の恥ずかしいところを舐めています。
(だめえ)
いったいどれぐらいの時間、あそこを舐められていたでしょうか。
泥酔を演技しながらも・・・
「う、うぅん」
襲いかかってくる快感に、理性を保つのがやっとでした。
(ああ、だめえ)
男の子が、自分の股に舌を這わせているのです。
頭の中が・・・真っ白になりそうでした。
下半身が『ぬるぬる』を溢れさせてしまっているのが、自分でもわかります。
(恥ずかしいよ)
(Nくん・・・)
ようやく脚を放してくれた彼が、
(どきどきどき)
カチャカチャとベルトを鳴らしてズボンを脱いでいました。
(私は、何も知らない)
(酔ってて意識がないんだから)
腕立て伏せをするときのような姿勢で覆いかぶさってきて・・・
私の股に、お○んちんをあてがってきます。
(ああ・・・されるんだ・・・)
恐怖はありませんでした。
もう自分の意思とは関係なく、それを受け入れようとしている私のあそこ・・・
ぎゅうっと圧迫してくる感覚で、
(あ・・ぁ・・・)
Nくんのものが私の中に入ってきます。
(ああ、Nくん。。。)
彼とつながったまま、
「はあぁぁ」
吐息を漏らさずにいられませんでした。
下半身が熱を持って、脳がとろけそうになっていきます。
(おねがい)
(痛くしないで)
私が急に意識を戻したりしないかと怖れていたのかもしれません。
様子を窺うように『ゆっくり』と・・・
深いストロークで腰を動かされていました。
(よかった・・ね・・・Nくん・・・)
本当に、ゆっくりゆっくりと・・・
2回・・3回・・・奥まで私を貫いてきます。
(気・・持ち・・・いい?)
そして・・・
その『2~3回だけ』で、彼は私から離れていました。
はだかの私に、タオルケットをかけてくれます。
「ううーん」
何も気づいていないふりをしてあげる私・・・
彼が泣いているのがわかりました。
でも、私にはどうしてあげることもできません。
最後にもういちどそっとキスをして、Nくんが帰っていきました。
部屋の電気を消してくれて、
「カチャ」
静かに玄関のドアが閉まる音がします。
(Nくん)
少しだけ時間を置いてから、玄関のカギをしめました。
(ごめんね、Nくん)
(気持ちに応えてあげられなくて)
あれだけですぐにやめてくれたのは、あの子のやさしさだったのでしょう。
彼のやさしさを噛みしめながら・・・
後ろめたさと、心苦しい思いと・・・
・・・でも、後悔はありません。
翌日、Nくんからメールをもらいました。
もちろん『そのこと』については、彼のほうから一切ふれてきていません。
『Nさんが、うちまで送ってくださったんですよね?』
『ありがとうございました』
私は、まったく『それ』を記憶していないかのように返信していました。
申し訳ないという気持ちになりながら・・・
最後に、
『もう会えません』
・・・その旨だけを伝えて。
(私みたいなのじゃなく)
(どうか、もっといい人にめぐり会ってください)
心からそう願う気持ちで、胸がいっぱいでした。
(PS)
このサイトの趣旨にはそぐわないかもしれませんから、内容に問題があるようでしたら削除してください。
特定されるようなリスクを減らすために、少しだけ工夫をして書いてあります。
本当に暑い日が続いていますが、どうか皆さんご自愛ください。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
銭湯
「銭湯、露出」で検索してみたら、みなさん色々な体験をされているんですね!私も同じようなことをしたので、
その体験を書きたいと思います。長い文になってしまうので、苦手な方はスルーしてください。
私は30代前半の主婦です。
今年の夏に自宅の水回りをリフォームしたため主人と3歳の娘の家族3人で銭湯に通ったんです。
元々は3~4日間の予定だったんですが、台風や悪天候で工事が延びてしまい結局1週間ちかくも通うことに
なったんです。最初の2日間は自宅から車で20分ぐらいの街中にあるスーパー銭湯に行ったんですが、
人気があり夜は駐車場がいっぱいで、待ったあげくに入っても中のロッカールームやお風呂が混んでいてゆっくり
入れませんでした。
そんな中、主人の話で港の近くにある銭湯が空いていて穴場であることを聞かされ、スーパー銭湯よりも料金が
安いという理由もあり家族で行くことにしたんです。
そこの銭湯は港の近所に住む漁師さんや船で港に立ち寄った船員さんが主に利用する小さな銭湯でした。店の
入口の扉を開けるとまず下駄箱があり、そこから先がさらに男女別の引き戸になっていて、その扉を開けると番台
がありお金を払う作りでした。
主人と男女それぞれの扉を開けて中へ入り、私は親子3人分の料金を番台のおじさんに支払いました。おじさんは
白髪混じりで多分60代だと思います。
昔の作りのためなのか番台のすぐ脇が脱衣場になっていて、ロッカーは男性客の入口からは影になっていて
見えませんでしたが、おじさんが座る番台からは目線の先にあり、そこで服を脱がなくてはならず、内心びっくり
したのと同時に着替えることに少しためらいがありました。(今どきコレじゃ若いこは来ないだろうな・・・汗(^^;)
そんな空いている理由がよくわかりましたが、まるで古い映画やドラマに出てきそうなレトロな雰囲気でした。
壁の向こうの男湯の脱衣場からはテレビの音と方言みたいな漁師さんの会話が聞こえてきて、主人以外の地元の
常連さんが何人かいるようでしたが、女湯の脱衣場には私と娘以外は誰もいなくてテレビも消えていました。
洗い場の方には年配の人が1人いるだけで、きっと場所柄ほとんどのお客さんが男の人で女湯のことはあまり考え
ていないんだと思いました。
私はなるべく番台に背中を向けるようにして、まず娘の服を脱がし、続いて少し迷う気持ちをもちながら、
私もTシャツとデニムを脱ぎ下着姿になりました。実際に脱いでしまえば銭湯で服を脱ぐのは当たり前・・・
ひらき直るようにそう自分に言い聞かせることで、自然と恥ずかしさは薄れていたような気がします。なので淡々と
下着姿になったんですが、そんな時に3歳の娘が普段の自宅とは違う雰囲気に「ママこれなぁーに?・・・」と脇に
あったマッサージチェアに乗ろうとはしゃぎはじめたんです。娘は公園の遊具にでも思ったのか、
それを止めようとした私・・・
それまで私たちには無関心で新聞を読んでいた番台のおじさんが、そんな私たち親子を気にかけて微笑ましい
視線をおくったそのタイミングで、たまたまおじさんと目があってしまったんです。何となく顔以外にも下着姿の私を
見ていて、胸元から太ももあたりに視線を下げる気配を感じました。
(おじさん今見てたよね!上も下も見てたよね!)
心の中でそう思うと急に恥ずかしくなってしまったんです。
それでも娘が一緒にいる事だし、もたもたしないで、むしろ早く洗い場の方に行った方が良いと私は思いました。
覚悟を決めてまた番台に背中を向けながらブラを取り、そして最後に下の1枚も脱いでしまったんです。表向きは
冷静でいるつもりでした。でもとても恥ずかしくて、
(私・・・知らない男の人の前で全裸なんだわ・・・)
(洗い場に行くまで我慢しなきゃ・・・)
そんな普段ではあり得ない状況に勝手に赤面してドキドキしているのがわかりました。
私はムダだとわかりつつ左腕で胸のあたりを、右手でシャンプーセットとタオルが入ったカゴを持って何気に下の方を
隠し、恥じらっていたんですが、おじさんは洗い場へ向かう私たちに「子供さん滑りやすいから気をつけて~」と親切に
声を掛けられたことで、とっさに私はカゴを左手に持ち替え右手は娘と手をつなぎ、結局はどこも隠せず全てを
おじさんに晒してしまったんです。
(ダメ、おじさんこっち見ないで・・・)
洗い場に入ると扉のガラスが湯気で曇ってはいるものの番台からはひと通りどの洗い場も見渡せるようでした。
だから私が娘の体を洗う姿や自分の体や髪を洗う姿も見えているんだと思いました。洗い終わって私たちがお風呂に
向かうと入れ替わるように先に入っていたおばさんが、はしゃぐ娘に微笑みながら「ごゆっくり・・・」と声を掛けて
脱衣場の方に戻ってゆきました。
小さな銭湯とはいえ私たち親子の貸し切りになったお風呂はとても広いものでした。古いながらも清潔感のある薄い
ピンク色のタイルに少し熱いお湯、壁には大きな港の絵が描いてありました。娘には少し熱いお湯かもしれない・・・
そんなことを思いながら脱衣場の方に目をやると、番台のおじさんがさっきお風呂から出たおばさんと話す姿が
見えたり、時々こちらのお風呂場を気に掛けて目配りする姿が見えました。
(男子禁制の女湯が見れるなんて番台の特権かしら?)
(おじさんは私が体を洗うところも、きっとあぁやって見てたのかしら?・・・)
そんなことを思いながら私は娘がのぼせないように隣りの少しぬるめのお風呂に移りのんびりしてからお風呂を
出ることにしました。洗い場には脱衣場に出る扉の手前にシャワーコーナーがあり、私はその陰で持っていたタオルを
絞りとりあえず簡単に体を拭くつもりだったんです。でも、娘は浴室じたいが蒸し熱かったようで、先に脱衣場に
戻りたかったのか私がシャンプーセットのカゴに気を取られたすきに、娘は体がびしょ濡れのまま勝手に扉を開けて
しまい脱衣場のバスマットの上に行ってしまったんです。こういう時はどうしても子供が優先になってしまいます。
せめておじさんから陰になる扉の内側で体を拭きたかったのに、私は仕方なく番台からよく見えるその場所で娘の
体を簡単に拭き、そして自分も濡れた体をふきました。おじさんは新聞を既に読み終えたのか男湯と女湯に目配り
しているようでした。
(あぁ・・どうしよう・・)
(おじさんにきっと見られてるんだわ・・・)
恥ずかしすぎて番台の方をちゃんと見ることなどできませんでした。それに、もしかしたら壁一枚の向こうでは主人が
いるかもしれないそんな状況で、見知らぬ男の人に裸を見られてしまっている。日常ではあり得ない状況に内心
冷静ではいられませんでした。さっきのおばさんは既に帰ってしまったようです。脱衣場には私たち親子以外に
お客さんはいませんでした。ロッカーに戻ってバスタオルで娘の体を拭き先に服を着せ、私も自分の髪と体を
バスタオルで拭きました。
娘は私のことはお構いなしに番台に置いてあるいちごミルクに興味を持ったみたいです。
「ママ・・・のど乾いたぁ・・・」 とそんな姿を微笑ましく見ながらおじさんは
「お風呂熱かったねぇ・・・」 と優しく娘に話しかけたんです。
「いちごの飲んでもいい・・・?」
娘の得意のおねだりです。でもさすがに裸のままお金を払う勇気はありませんでした。仕方なく私はおじさんに
着替えたら払うことを言いました。するとおじさんは親切にビンのフタを取ってわざわざ番台から降りてきて娘に
渡してくれたんです。子供の高さに合わせるようにかがんだ姿勢で、でも、その目線の先には体を拭く裸の私がいて、
それを近くで見ていた気がします。
(お尻・・太もも・・おじさんダメ)
(そんなにそばに近よらないで・・・)
着替えを終え帰りにお金を払うときも恥ずかしくておじさんの顔を見ることができませんでした。
駐車場に戻ると既に主人は車の中で待っていました。元々主人はお風呂が長い方ではないので早々と戻って
缶ジュースを飲みながら待っていたようです。私は帰りの車の中で主人にお風呂が貸切だったことやお風呂が
熱かったことを話し、その時は番台のおじさんの話は特に触れないでいました。男湯の方もガラガラだったらしく
前の日のスーパー銭湯よりも入りやすいことに満足し、次回もここに来る話を主人はしていました。
実はそのあとのことなんですが・・・
自宅に帰り夕ごはんを終え、娘を寝かしつけると主人がさっきの銭湯の話をまたしてきたんです。
「安いから、またあの銭湯にするか!?空いてたしな!」
最初はまたそんな平凡な内容だったと思います。
「でさ!あの番台ってさ・・・」
主人が女湯のことやおじさんのことを聞いてきたんです。
主人・・・
「あの番台から女湯って見えるの?」
意外と直球の質問でした。
私・・・・
「え・・・え・・・うん、まぁ・・・」
少し動揺しながら答えました。
主人・・・
「マ!マジで!じゃ着替えてるとこも番台から見えるんか!?」
私・・・・
「ど・・・どうなんだろ~・・・」
話をはぐらかすつもりだったんですが・・・
主人・・・
「じゃ~オマエも番台のおっさんに脱ぐとこ見られたかもな!フフッ・・・(笑)」
私・・・・
「バ・・バカ!何言ってんのよ!」
少しムキになり動揺しながら言いました。
でも主人はその状況を想像して私をからかうように言ったんです。その様子は自分の嫁が他人に裸を見られた事に
怒るどころか少し喜んでいるようでした。
主人・・・
「あの風呂、若い客いなかったろ?だからおっさん、オマエの裸見て喜んでたかもな!!」
私・・・
「なに言ってんのよ!ばかばかしー!」
少し間があって・・・
主人・・・
「なぁ?ブッチャケ、おっさんに裸見られただろ、オマエ??」
私・・・
「そ・・・そんなの知らないわよー!バカ!!」
本当のことは言わず、そう答えながらもさっきの状況を思い出しすっかり赤面していた私・・・元々少しSっぽい
主人は私の顔を覗き込むように、赤面した表情を見ては私がおじさんに裸を見られたことを予感したんだと思います。
主人・・・
「フフッ・・・オマエ顔、赤くなってるぞ!(笑)」
主人・・・
「美奈の裸!やっぱり見られたんだ!オマエもまだまだイケるかもな!」
裸を見られた恥ずかしい気持ちを見透かすように私をからかい、そして主人は私に勝手なことを言いながら更に
チョッカイを出してきたんです。
主人・・・
「オマエのココも・・・ココも・・・おっさんに見られたんだろ~!きっと脱衣場でじっくり裸見られたんだぞ!」
主人は服の上から私の胸やお尻、股間のあたりをちょっと強引に触ってくるんです!
私・・・
「バカ!何してんのよ!お風呂の後にやめてよ!もー!」
主人・・・
「イイだろ!オマエがあのおっさんに見られたの想像したら興奮しちまったよ(笑)!」
そう言って主人は私の服を剥ぎ取りました・・・
その日の主人とのエッチは正直なところ、2人共とても興奮してしまいました。アソコがとても濡れている事を
主人に言われました。
主人・・・
「こんなに濡らして!オマエもおっさんに見られて本当は興奮してたんじゃないか!?」
そんな恥ずかしい言葉を主人の前では認めたくありませんでした。なのに心の中ではさっきのおじさんの視線を
思い出しながら最後は逝ってしまいました。
次の日は土日で主人の実家で用事があり、そこでお風呂を借りて帰ってきました。
でも月曜日はまたあの銭湯に行くことになったんです。
主人が仕事から帰ったのと同時に、また夕ごはんの前に行ったんですが、自宅から出る前に娘はお風呂上がりの
いちごミルクがまた飲みたくてウキウキで、主人は違う理由で既にウキウキでした。そして玄関から出る前に、
いきなり私のワンピースをめくって言うのです。
「もっと色っぽいの履けよ!」
たしかにあまり色気のないグレーのプリントショーツを履いていた私・・主人は私がおじさんに見られるのが前提で、
本当に銭湯を楽しみにしているようでした。
銭湯に着き扉を開けると、その日は既にお風呂から上がって着替えを終えたお婆さんが一人いて番台の前で
おじさんと話をしていました。女湯の脱衣場のテレビもついていて、お風呂場の方には別の年配の人が
入っていました。私はこの前と同じように3人分の料金をまとめておじさんに払い、ロッカーの前で娘と服を脱ぎました。
おじさんがお婆さんと話をしていたので、その時はあまり見られている感じはなく、その日が2度目だったことで
私も慣れがあったのかもしれませんが、前ほど恥ずかしくはありませんでした。
洗い場で体を洗い終え熱めのお風呂には既に長風呂が好きそうなおばさんが入っていたので、私と娘は最初から
ぬるめのお風呂に入りました。私はどちらかと言うとぬるめのお風呂に長く入って考え事をするのが好きなんですが、
つかりながら主人とのこの前のエッチで言われた事をふと思い出してしまい・・・
(オマエもまだまだイケるかもな!)
(きっと脱衣場でじっくり裸見られたんだぞ!)
(オマエもおっさんに見られて本当は興奮してたんじゃないか!?)
そんな言葉が当たっているのかいないのか・・・勝手に恥ずかしさが込み上げてきてしまいました。
主人がやさしければ私を思って、行く銭湯を変えたり見られたことに少しは怒ってくれるはずなのに、それどころか
嫁が見知らぬ男の人にエッチな目で見られて自分も興奮したいだなんて・・・そんな気づかってくれない主人に
対して軽い嫉妬にも似た感情がありました。
お風呂を出て脱衣場の方へ戻ろうと番台を見ると、おじさんはその時はまた新聞を読んでいました。
そんなこともあって蒸し熱い浴室を嫌う娘のために扉を開けて脱衣場のバスマットの上に移り、この前と同じように
絞ったタオルで娘の体をふきました。
(今日はこっちの方ぜんぜん見ないな・・・)
そう思いながら自分の体をふき、でもおじさんはまだ新聞に夢中で私の方を見ていません。そんな状況に
(今日は私の裸、見たくないのかな??・・・)
(もしかして女として魅力ない!?・・・)
そんな思いがよぎってしまい、おじさんに対して寂しいような、少し残念なような・・・
(私、おじさんに・・なに期待してたんだろ*^^*)
壁の向こうにいる主人は娘がはしゃぐ大きな声で私たちがお風呂から上がり脱衣場に戻ってきたことがわかったようで、
わざとらしくセキばらいをして自分もお風呂から上がって脱衣場にいる事を私にアピールしてるようでした。
そしてロッカーの前で娘の体をバスタオルで拭いている時、スマホに主人からのLINEの着信音がしたんです!
「美奈・・・今、マッパ??」
私は裸のまま体が濡れていて返信する余裕などは当然ありません。すると続けて主人からの勝手な書き込みが・・・
「おっさん・・・新聞ばっか読んでるな!」
「オマエの裸に興味無しか??」
「ちょっとセクシーポーズしてみろよ!」
私はそのままLINEを無視していました。おじさんは私の方に目を向ける気配はなく、ずっと新聞を読んでいます。
すると主人はあきらめたのか、
「とりあえず先に車に戻ってるな・・・」
「オマエも他のオバちゃんと同じ扱いかもな(笑)」
そんな余計なひと言が多いメッセージに私はスマホを見ながら思わずムッとしてしまいました!
男湯の扉から外に出る主人に番台のおじさんは「ありがとう」と方言なまりの声で言いました。
するとおじさんは主人がいなくなったのと同時に新聞を読むのをやめ女湯の脱衣場に目配りしはじめたんです。
とりあえず娘を先に服を着させて私はまだ裸だったんですが、おじさんの目線の先で私はバスタオルで髪や体を
拭いていました。そして、娘がまたいちごミルクを欲しがるその姿に微笑みながら、どさくさまぎれに私の方に
視線を送ってくるのです。どうやらそれまではウチの主人に遠慮して、おじさんは私の裸を見て見ぬふりをして
いたのかもしれません。
その日もおじさんに後でいちごミルクのお金を払うことを伝えると、同じパターンでまた番台から降りてきて娘に
渡してくれたんです。
(おじさんやっぱり私の裸が見たいのかしら・・・)
突然のことで、ちょっとびっくりしたような嬉しいような複雑な気持ち、でも、あきらかに私の心の中に変化が・・・
嫁をオバさん扱いした主人からの不愉快なメッセージに、私は少しだけ主人を裏切ってしまいたい浮気心や
嫉妬心にも似た、うまく言えないけど、それまでとは違った良からぬ感情が芽生えてしまったんです。
おじさんは番台の上に戻ってはいるものの、娘に目配りしつつ私の方に視線をチラチラ送ってきます。それを
わかった上でドキドキしながらバスタオルでもう一度胸やお尻を拭いて、さらに髪の毛ももう一度バスタオルで
挟むように丁寧に吹きました。私はおじさんに裸を見られているのを知っていながら、わざと時間をかけて体を
拭いたんです。
(主人がいないから今は遠慮なくじっくり私の裸が見れるんだわ・・・)
(やっぱり、おじさん私を女として見てくれてるのかしら?だったら嬉しい)
主人を見返してやりたい復讐心と、女として見られる優越感のような気分でした。
娘はいちごミルクを飲みながら、たまたまテレビでやっていたアニメに夢中で長イスに座り大人しくしていました。
私はおじさんの目線をもっと確かめたくて、バスタオルをロッカーに置いて裸のまま体を洗ったタオルを
ゆすぐために、番台の脇にある洗面台に移動したんです。この前はそんな事しなかったのに、女の私をもっと
おじさんに見て欲しくて冒険してみたんです。まるでヌードモデルにでもなった気分でタオルを手に持っただけで、
どこも隠しませんでした。
(歩くたびに胸やお尻を揺らす裸の私を目で追ってほしい・・・)
そう思いながら番台の前をゆっくり横切りました。先に下着をつければいいのにわざと裸でウロウロして、
後で思えばもしかしたら不自然に見えていたかもしれません。
(あん・・・おじさんに見られてる・・・)
(もっといっぱい視線を送って!)
ドキドキしながら女として見られている優越感、それが例え年配のおじさんの視線でも嬉しくなってしまったんです。
私は洗面台でゆっくりタオルを洗いました。目の前の鏡に映る自分の裸を見ながら、こんなエッチな姿を晒して
いることに興奮していました。
胸・・・お尻・・太もも・・前も・・・後ろも・・・
おじさんからの視線を感じたまま、ゆっくりタオルを洗いました。
やらしい視線と思いつつ、ゆっくりゆっくり・・・ドキドキが続いたまま私は服を着ました。
ショーツ・・・ブラジャー・・・ワンピース・・・なるべく時間を掛けて服を着ました。
着替えを終え帰りにまたいちごミルクのお金を払うったとき、オジさんと少しだけ目があってしまいました。
(もしかしたら、おじさんは私の顔と体を見比べていたのかも・・・)
平静でいたつもりでしたが、内心はそんな思いでドキドキでした。車に戻りのんきに待つ主人の顔がしばらく
見れませんでした。その日の夜は主人とエッチはしませんでした。主人としては、おじさんが私の裸に興味を示さな
かったと思い込み、期待はずれと勘違いして興奮しなかったようです(笑)。私もなぜか浮気心のような後ろめたい
罪悪感のような気持ちと、自ら見て欲しいと思った良からぬ感情があって、主人にはその事を話せませんでした。
次の日はいよいよ銭湯通いの最後の日だったんです。
その続きは次回にレスで書きますね・・・
その体験を書きたいと思います。長い文になってしまうので、苦手な方はスルーしてください。
私は30代前半の主婦です。
今年の夏に自宅の水回りをリフォームしたため主人と3歳の娘の家族3人で銭湯に通ったんです。
元々は3~4日間の予定だったんですが、台風や悪天候で工事が延びてしまい結局1週間ちかくも通うことに
なったんです。最初の2日間は自宅から車で20分ぐらいの街中にあるスーパー銭湯に行ったんですが、
人気があり夜は駐車場がいっぱいで、待ったあげくに入っても中のロッカールームやお風呂が混んでいてゆっくり
入れませんでした。
そんな中、主人の話で港の近くにある銭湯が空いていて穴場であることを聞かされ、スーパー銭湯よりも料金が
安いという理由もあり家族で行くことにしたんです。
そこの銭湯は港の近所に住む漁師さんや船で港に立ち寄った船員さんが主に利用する小さな銭湯でした。店の
入口の扉を開けるとまず下駄箱があり、そこから先がさらに男女別の引き戸になっていて、その扉を開けると番台
がありお金を払う作りでした。
主人と男女それぞれの扉を開けて中へ入り、私は親子3人分の料金を番台のおじさんに支払いました。おじさんは
白髪混じりで多分60代だと思います。
昔の作りのためなのか番台のすぐ脇が脱衣場になっていて、ロッカーは男性客の入口からは影になっていて
見えませんでしたが、おじさんが座る番台からは目線の先にあり、そこで服を脱がなくてはならず、内心びっくり
したのと同時に着替えることに少しためらいがありました。(今どきコレじゃ若いこは来ないだろうな・・・汗(^^;)
そんな空いている理由がよくわかりましたが、まるで古い映画やドラマに出てきそうなレトロな雰囲気でした。
壁の向こうの男湯の脱衣場からはテレビの音と方言みたいな漁師さんの会話が聞こえてきて、主人以外の地元の
常連さんが何人かいるようでしたが、女湯の脱衣場には私と娘以外は誰もいなくてテレビも消えていました。
洗い場の方には年配の人が1人いるだけで、きっと場所柄ほとんどのお客さんが男の人で女湯のことはあまり考え
ていないんだと思いました。
私はなるべく番台に背中を向けるようにして、まず娘の服を脱がし、続いて少し迷う気持ちをもちながら、
私もTシャツとデニムを脱ぎ下着姿になりました。実際に脱いでしまえば銭湯で服を脱ぐのは当たり前・・・
ひらき直るようにそう自分に言い聞かせることで、自然と恥ずかしさは薄れていたような気がします。なので淡々と
下着姿になったんですが、そんな時に3歳の娘が普段の自宅とは違う雰囲気に「ママこれなぁーに?・・・」と脇に
あったマッサージチェアに乗ろうとはしゃぎはじめたんです。娘は公園の遊具にでも思ったのか、
それを止めようとした私・・・
それまで私たちには無関心で新聞を読んでいた番台のおじさんが、そんな私たち親子を気にかけて微笑ましい
視線をおくったそのタイミングで、たまたまおじさんと目があってしまったんです。何となく顔以外にも下着姿の私を
見ていて、胸元から太ももあたりに視線を下げる気配を感じました。
(おじさん今見てたよね!上も下も見てたよね!)
心の中でそう思うと急に恥ずかしくなってしまったんです。
それでも娘が一緒にいる事だし、もたもたしないで、むしろ早く洗い場の方に行った方が良いと私は思いました。
覚悟を決めてまた番台に背中を向けながらブラを取り、そして最後に下の1枚も脱いでしまったんです。表向きは
冷静でいるつもりでした。でもとても恥ずかしくて、
(私・・・知らない男の人の前で全裸なんだわ・・・)
(洗い場に行くまで我慢しなきゃ・・・)
そんな普段ではあり得ない状況に勝手に赤面してドキドキしているのがわかりました。
私はムダだとわかりつつ左腕で胸のあたりを、右手でシャンプーセットとタオルが入ったカゴを持って何気に下の方を
隠し、恥じらっていたんですが、おじさんは洗い場へ向かう私たちに「子供さん滑りやすいから気をつけて~」と親切に
声を掛けられたことで、とっさに私はカゴを左手に持ち替え右手は娘と手をつなぎ、結局はどこも隠せず全てを
おじさんに晒してしまったんです。
(ダメ、おじさんこっち見ないで・・・)
洗い場に入ると扉のガラスが湯気で曇ってはいるものの番台からはひと通りどの洗い場も見渡せるようでした。
だから私が娘の体を洗う姿や自分の体や髪を洗う姿も見えているんだと思いました。洗い終わって私たちがお風呂に
向かうと入れ替わるように先に入っていたおばさんが、はしゃぐ娘に微笑みながら「ごゆっくり・・・」と声を掛けて
脱衣場の方に戻ってゆきました。
小さな銭湯とはいえ私たち親子の貸し切りになったお風呂はとても広いものでした。古いながらも清潔感のある薄い
ピンク色のタイルに少し熱いお湯、壁には大きな港の絵が描いてありました。娘には少し熱いお湯かもしれない・・・
そんなことを思いながら脱衣場の方に目をやると、番台のおじさんがさっきお風呂から出たおばさんと話す姿が
見えたり、時々こちらのお風呂場を気に掛けて目配りする姿が見えました。
(男子禁制の女湯が見れるなんて番台の特権かしら?)
(おじさんは私が体を洗うところも、きっとあぁやって見てたのかしら?・・・)
そんなことを思いながら私は娘がのぼせないように隣りの少しぬるめのお風呂に移りのんびりしてからお風呂を
出ることにしました。洗い場には脱衣場に出る扉の手前にシャワーコーナーがあり、私はその陰で持っていたタオルを
絞りとりあえず簡単に体を拭くつもりだったんです。でも、娘は浴室じたいが蒸し熱かったようで、先に脱衣場に
戻りたかったのか私がシャンプーセットのカゴに気を取られたすきに、娘は体がびしょ濡れのまま勝手に扉を開けて
しまい脱衣場のバスマットの上に行ってしまったんです。こういう時はどうしても子供が優先になってしまいます。
せめておじさんから陰になる扉の内側で体を拭きたかったのに、私は仕方なく番台からよく見えるその場所で娘の
体を簡単に拭き、そして自分も濡れた体をふきました。おじさんは新聞を既に読み終えたのか男湯と女湯に目配り
しているようでした。
(あぁ・・どうしよう・・)
(おじさんにきっと見られてるんだわ・・・)
恥ずかしすぎて番台の方をちゃんと見ることなどできませんでした。それに、もしかしたら壁一枚の向こうでは主人が
いるかもしれないそんな状況で、見知らぬ男の人に裸を見られてしまっている。日常ではあり得ない状況に内心
冷静ではいられませんでした。さっきのおばさんは既に帰ってしまったようです。脱衣場には私たち親子以外に
お客さんはいませんでした。ロッカーに戻ってバスタオルで娘の体を拭き先に服を着せ、私も自分の髪と体を
バスタオルで拭きました。
娘は私のことはお構いなしに番台に置いてあるいちごミルクに興味を持ったみたいです。
「ママ・・・のど乾いたぁ・・・」 とそんな姿を微笑ましく見ながらおじさんは
「お風呂熱かったねぇ・・・」 と優しく娘に話しかけたんです。
「いちごの飲んでもいい・・・?」
娘の得意のおねだりです。でもさすがに裸のままお金を払う勇気はありませんでした。仕方なく私はおじさんに
着替えたら払うことを言いました。するとおじさんは親切にビンのフタを取ってわざわざ番台から降りてきて娘に
渡してくれたんです。子供の高さに合わせるようにかがんだ姿勢で、でも、その目線の先には体を拭く裸の私がいて、
それを近くで見ていた気がします。
(お尻・・太もも・・おじさんダメ)
(そんなにそばに近よらないで・・・)
着替えを終え帰りにお金を払うときも恥ずかしくておじさんの顔を見ることができませんでした。
駐車場に戻ると既に主人は車の中で待っていました。元々主人はお風呂が長い方ではないので早々と戻って
缶ジュースを飲みながら待っていたようです。私は帰りの車の中で主人にお風呂が貸切だったことやお風呂が
熱かったことを話し、その時は番台のおじさんの話は特に触れないでいました。男湯の方もガラガラだったらしく
前の日のスーパー銭湯よりも入りやすいことに満足し、次回もここに来る話を主人はしていました。
実はそのあとのことなんですが・・・
自宅に帰り夕ごはんを終え、娘を寝かしつけると主人がさっきの銭湯の話をまたしてきたんです。
「安いから、またあの銭湯にするか!?空いてたしな!」
最初はまたそんな平凡な内容だったと思います。
「でさ!あの番台ってさ・・・」
主人が女湯のことやおじさんのことを聞いてきたんです。
主人・・・
「あの番台から女湯って見えるの?」
意外と直球の質問でした。
私・・・・
「え・・・え・・・うん、まぁ・・・」
少し動揺しながら答えました。
主人・・・
「マ!マジで!じゃ着替えてるとこも番台から見えるんか!?」
私・・・・
「ど・・・どうなんだろ~・・・」
話をはぐらかすつもりだったんですが・・・
主人・・・
「じゃ~オマエも番台のおっさんに脱ぐとこ見られたかもな!フフッ・・・(笑)」
私・・・・
「バ・・バカ!何言ってんのよ!」
少しムキになり動揺しながら言いました。
でも主人はその状況を想像して私をからかうように言ったんです。その様子は自分の嫁が他人に裸を見られた事に
怒るどころか少し喜んでいるようでした。
主人・・・
「あの風呂、若い客いなかったろ?だからおっさん、オマエの裸見て喜んでたかもな!!」
私・・・
「なに言ってんのよ!ばかばかしー!」
少し間があって・・・
主人・・・
「なぁ?ブッチャケ、おっさんに裸見られただろ、オマエ??」
私・・・
「そ・・・そんなの知らないわよー!バカ!!」
本当のことは言わず、そう答えながらもさっきの状況を思い出しすっかり赤面していた私・・・元々少しSっぽい
主人は私の顔を覗き込むように、赤面した表情を見ては私がおじさんに裸を見られたことを予感したんだと思います。
主人・・・
「フフッ・・・オマエ顔、赤くなってるぞ!(笑)」
主人・・・
「美奈の裸!やっぱり見られたんだ!オマエもまだまだイケるかもな!」
裸を見られた恥ずかしい気持ちを見透かすように私をからかい、そして主人は私に勝手なことを言いながら更に
チョッカイを出してきたんです。
主人・・・
「オマエのココも・・・ココも・・・おっさんに見られたんだろ~!きっと脱衣場でじっくり裸見られたんだぞ!」
主人は服の上から私の胸やお尻、股間のあたりをちょっと強引に触ってくるんです!
私・・・
「バカ!何してんのよ!お風呂の後にやめてよ!もー!」
主人・・・
「イイだろ!オマエがあのおっさんに見られたの想像したら興奮しちまったよ(笑)!」
そう言って主人は私の服を剥ぎ取りました・・・
その日の主人とのエッチは正直なところ、2人共とても興奮してしまいました。アソコがとても濡れている事を
主人に言われました。
主人・・・
「こんなに濡らして!オマエもおっさんに見られて本当は興奮してたんじゃないか!?」
そんな恥ずかしい言葉を主人の前では認めたくありませんでした。なのに心の中ではさっきのおじさんの視線を
思い出しながら最後は逝ってしまいました。
次の日は土日で主人の実家で用事があり、そこでお風呂を借りて帰ってきました。
でも月曜日はまたあの銭湯に行くことになったんです。
主人が仕事から帰ったのと同時に、また夕ごはんの前に行ったんですが、自宅から出る前に娘はお風呂上がりの
いちごミルクがまた飲みたくてウキウキで、主人は違う理由で既にウキウキでした。そして玄関から出る前に、
いきなり私のワンピースをめくって言うのです。
「もっと色っぽいの履けよ!」
たしかにあまり色気のないグレーのプリントショーツを履いていた私・・主人は私がおじさんに見られるのが前提で、
本当に銭湯を楽しみにしているようでした。
銭湯に着き扉を開けると、その日は既にお風呂から上がって着替えを終えたお婆さんが一人いて番台の前で
おじさんと話をしていました。女湯の脱衣場のテレビもついていて、お風呂場の方には別の年配の人が
入っていました。私はこの前と同じように3人分の料金をまとめておじさんに払い、ロッカーの前で娘と服を脱ぎました。
おじさんがお婆さんと話をしていたので、その時はあまり見られている感じはなく、その日が2度目だったことで
私も慣れがあったのかもしれませんが、前ほど恥ずかしくはありませんでした。
洗い場で体を洗い終え熱めのお風呂には既に長風呂が好きそうなおばさんが入っていたので、私と娘は最初から
ぬるめのお風呂に入りました。私はどちらかと言うとぬるめのお風呂に長く入って考え事をするのが好きなんですが、
つかりながら主人とのこの前のエッチで言われた事をふと思い出してしまい・・・
(オマエもまだまだイケるかもな!)
(きっと脱衣場でじっくり裸見られたんだぞ!)
(オマエもおっさんに見られて本当は興奮してたんじゃないか!?)
そんな言葉が当たっているのかいないのか・・・勝手に恥ずかしさが込み上げてきてしまいました。
主人がやさしければ私を思って、行く銭湯を変えたり見られたことに少しは怒ってくれるはずなのに、それどころか
嫁が見知らぬ男の人にエッチな目で見られて自分も興奮したいだなんて・・・そんな気づかってくれない主人に
対して軽い嫉妬にも似た感情がありました。
お風呂を出て脱衣場の方へ戻ろうと番台を見ると、おじさんはその時はまた新聞を読んでいました。
そんなこともあって蒸し熱い浴室を嫌う娘のために扉を開けて脱衣場のバスマットの上に移り、この前と同じように
絞ったタオルで娘の体をふきました。
(今日はこっちの方ぜんぜん見ないな・・・)
そう思いながら自分の体をふき、でもおじさんはまだ新聞に夢中で私の方を見ていません。そんな状況に
(今日は私の裸、見たくないのかな??・・・)
(もしかして女として魅力ない!?・・・)
そんな思いがよぎってしまい、おじさんに対して寂しいような、少し残念なような・・・
(私、おじさんに・・なに期待してたんだろ*^^*)
壁の向こうにいる主人は娘がはしゃぐ大きな声で私たちがお風呂から上がり脱衣場に戻ってきたことがわかったようで、
わざとらしくセキばらいをして自分もお風呂から上がって脱衣場にいる事を私にアピールしてるようでした。
そしてロッカーの前で娘の体をバスタオルで拭いている時、スマホに主人からのLINEの着信音がしたんです!
「美奈・・・今、マッパ??」
私は裸のまま体が濡れていて返信する余裕などは当然ありません。すると続けて主人からの勝手な書き込みが・・・
「おっさん・・・新聞ばっか読んでるな!」
「オマエの裸に興味無しか??」
「ちょっとセクシーポーズしてみろよ!」
私はそのままLINEを無視していました。おじさんは私の方に目を向ける気配はなく、ずっと新聞を読んでいます。
すると主人はあきらめたのか、
「とりあえず先に車に戻ってるな・・・」
「オマエも他のオバちゃんと同じ扱いかもな(笑)」
そんな余計なひと言が多いメッセージに私はスマホを見ながら思わずムッとしてしまいました!
男湯の扉から外に出る主人に番台のおじさんは「ありがとう」と方言なまりの声で言いました。
するとおじさんは主人がいなくなったのと同時に新聞を読むのをやめ女湯の脱衣場に目配りしはじめたんです。
とりあえず娘を先に服を着させて私はまだ裸だったんですが、おじさんの目線の先で私はバスタオルで髪や体を
拭いていました。そして、娘がまたいちごミルクを欲しがるその姿に微笑みながら、どさくさまぎれに私の方に
視線を送ってくるのです。どうやらそれまではウチの主人に遠慮して、おじさんは私の裸を見て見ぬふりをして
いたのかもしれません。
その日もおじさんに後でいちごミルクのお金を払うことを伝えると、同じパターンでまた番台から降りてきて娘に
渡してくれたんです。
(おじさんやっぱり私の裸が見たいのかしら・・・)
突然のことで、ちょっとびっくりしたような嬉しいような複雑な気持ち、でも、あきらかに私の心の中に変化が・・・
嫁をオバさん扱いした主人からの不愉快なメッセージに、私は少しだけ主人を裏切ってしまいたい浮気心や
嫉妬心にも似た、うまく言えないけど、それまでとは違った良からぬ感情が芽生えてしまったんです。
おじさんは番台の上に戻ってはいるものの、娘に目配りしつつ私の方に視線をチラチラ送ってきます。それを
わかった上でドキドキしながらバスタオルでもう一度胸やお尻を拭いて、さらに髪の毛ももう一度バスタオルで
挟むように丁寧に吹きました。私はおじさんに裸を見られているのを知っていながら、わざと時間をかけて体を
拭いたんです。
(主人がいないから今は遠慮なくじっくり私の裸が見れるんだわ・・・)
(やっぱり、おじさん私を女として見てくれてるのかしら?だったら嬉しい)
主人を見返してやりたい復讐心と、女として見られる優越感のような気分でした。
娘はいちごミルクを飲みながら、たまたまテレビでやっていたアニメに夢中で長イスに座り大人しくしていました。
私はおじさんの目線をもっと確かめたくて、バスタオルをロッカーに置いて裸のまま体を洗ったタオルを
ゆすぐために、番台の脇にある洗面台に移動したんです。この前はそんな事しなかったのに、女の私をもっと
おじさんに見て欲しくて冒険してみたんです。まるでヌードモデルにでもなった気分でタオルを手に持っただけで、
どこも隠しませんでした。
(歩くたびに胸やお尻を揺らす裸の私を目で追ってほしい・・・)
そう思いながら番台の前をゆっくり横切りました。先に下着をつければいいのにわざと裸でウロウロして、
後で思えばもしかしたら不自然に見えていたかもしれません。
(あん・・・おじさんに見られてる・・・)
(もっといっぱい視線を送って!)
ドキドキしながら女として見られている優越感、それが例え年配のおじさんの視線でも嬉しくなってしまったんです。
私は洗面台でゆっくりタオルを洗いました。目の前の鏡に映る自分の裸を見ながら、こんなエッチな姿を晒して
いることに興奮していました。
胸・・・お尻・・太もも・・前も・・・後ろも・・・
おじさんからの視線を感じたまま、ゆっくりタオルを洗いました。
やらしい視線と思いつつ、ゆっくりゆっくり・・・ドキドキが続いたまま私は服を着ました。
ショーツ・・・ブラジャー・・・ワンピース・・・なるべく時間を掛けて服を着ました。
着替えを終え帰りにまたいちごミルクのお金を払うったとき、オジさんと少しだけ目があってしまいました。
(もしかしたら、おじさんは私の顔と体を見比べていたのかも・・・)
平静でいたつもりでしたが、内心はそんな思いでドキドキでした。車に戻りのんきに待つ主人の顔がしばらく
見れませんでした。その日の夜は主人とエッチはしませんでした。主人としては、おじさんが私の裸に興味を示さな
かったと思い込み、期待はずれと勘違いして興奮しなかったようです(笑)。私もなぜか浮気心のような後ろめたい
罪悪感のような気持ちと、自ら見て欲しいと思った良からぬ感情があって、主人にはその事を話せませんでした。
次の日はいよいよ銭湯通いの最後の日だったんです。
その続きは次回にレスで書きますね・・・