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CFNM

CFNMや露出についての萌える体験をコピペしました(^^;)

2024-05

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恭子ともやし君3

翌日は、寝不足気味のはずなのにすっきりした気分でした。
一晩ベッドの中で考えたおかげで、自分でも驚くほどすっかり落ち着いた気
分でした。
この日の私は、仕事をしながらも103号の『モヤシ君』のことばかり考え
ていました。
相手にもよったのでしょうが、犯人の正体があの子とわかってからは、もう
それほど脅威を感じなくなっていました。
モヤシ君は、『覗き行為がバレたこと』には気がついていません。
心の中で計算していました。
冷静に考えてみれば、すべてはもう私次第です。
私は、私と彼との圧倒的な立場の違いを認識していました。
『いざとなれば』ですが、もし私が警察に届けでもすれば、すぐにも彼は犯
人(?)で、私はその被害者です。
私が知ってしまったということに何も気づいていないはずの彼に対して、一
方的に優位に立ったような気分でした。
そう思えば思うほど、警察に連絡する必要も感じませんでした。
どうせ引っ越すことはもう決まっています。
今では引っ越し後の新しい生活が楽しみになっているぐらいです。
犯人がわかったからといって、今さら引っ越しを中止にする気なんてありま
せん。
それならば、今さらわざわざトラブルにして、このことで大騒ぎする気もあ
りませんでした。
それよりもこのときの私は、もっとしたたかに考えをめぐらせていました。
モヤシ君は私にその正体をばらしてしまったということも知らないで、また
こっそりやって来るかもしれません。
いえ、・・・きっと来る気がします。
モヤシ君のその行動を、私に都合よく利用することで、静かに『彼へ仕返
し』を果たすつもりになっていました。
そう思うことで、『理不尽さに悔しい思いをさせられた自分の気持ち』を納
得させます。

それでも、いざとなると何も行動できませんでした。
犯人がモヤシ君とわかってから1週間近くがすぎていたと思いますが、室内
にいても常に窓の外のことが気になります。
部屋のカーテンも、ずれて隙間ができたりしないように、今まで以上に気を
つけて生活していました。
ただ、モヤシ君に対する恐怖心はありませんでした。
こちらが隙をつくりさえしなければ、特に心配するようなことはありませ
ん。
それでも、どうしても日常生活に対して神経が過敏になっています。
心の中に、どこか不安があって落ち着きません。
頭の中では、もう考えを切り替えたつもりです。
でも、いくら自分を納得させた気になっていようが、『やっぱり私は、本質
的に弱い人間なんだ』と痛感させられてしまいます。

ある朝、出勤前に私が朝刊を取りに行くと、たまたま(?)モヤシ君も集合
ポストのところに出てきていました。
(あ!)
瞬間的に、激しい動揺と警戒心でいっぱいになります。
こうやってまともに顔を合わすのは久しぶりな気がします。
私は、平静を装ったまま、
「おはようございます」
にこやかに挨拶を投げかけます。
「ど、どうも」
モヤシ君はいつものように『ぼそっ』と挨拶を返しました。
私はそっけなく立ち去りました。
ただそれだけのやりとりでした。
緊張感から解放されて、ほっと息をつきます。

翌日も、集合ポストのところで顔を合わせました。
2日連続で偶然顔を合わせるなんて、今までなかったような気がします。
「おはようございます」
私はいつものように何食わぬ顔で、にこやかに微笑みかけます。
「お、おはようござい・・・」
彼はうつむき加減で、きちんと(?)挨拶を返してきました。
ちゃんと語尾まで聞き取れないような小さな声でしたが・・・
(あれ?『どうも』じゃないんだ?)
妙な違和感を覚えつつ、足早に去ります。

ほんの1週間ほどの間に、同じようなことが何度となくありました。
その都度、さりげなく偶然的に顔を合わす形ではあるのですが・・・
単に、私と彼との生活リズムのタイミングが重なっているだけなのでしょう
か・・・
・・・でもやっぱり、他の部屋の住人に比べて鉢合わせする機会が多すぎま
す。
モヤシ君は、意図的に私と顔を合わすようにしているとしか思えませんでし
た。
そして・・・ここのところちょっと感じとっていることがありました。
(もしかして。。。)
うぬぼれかもしれません。
でもなんとなく、『あの子は、私に好意を寄せている』そんな気がしてなり
ません。

モヤシ君は、『もう私にばれている』ということに気がついていません。
『私がもうすぐ引っ越していく』ということも知りません。
彼は、私がOLであることは当然わかっているはずです。
でも、私の個人的なことについては、もちろんほとんど何も知りません。
私のフルネームさえ知らないはずです。
たぶん、ポストに書いてある私の名字ぐらいはチェックしていることでしょ
う。
でも、私の名字はありふれたよくあるものです。
そして、ポスト自体も鍵付きですから、中の郵便物などで個人情報的なこと
を探られたりしてしまうこともなかったはずです。
私がここを引っ越して去った後には、彼とは完全に縁が切れます。
ストーカーのように追いかけられる不安はありません。

残業で少し帰宅が遅くなったその日、私はある決心(?)をしていました。
私には、周りの誰にも決して言うことのできない秘密があります。
数年前から、私は恥ずかしい姿を見られて興奮したいという歪んだ感情を、
いつも心に秘めるようになってしまいました。
ただ、それは決して、いわゆるアブノーマルな行為に走りたいということで
はありません。
これでも私は、自分では自分のことを『変態』だと思ったことはありませ
ん。
例えるなら、中学生の女の子がパンティを見られて恥ずかしがるのと同じ感
覚です。
この照れくさいような羞恥の気持ちに心を焦がすのが快感なのです。

私はモヤシ君を利用しようとしていました。
彼に部屋を覗かれることによって、自分の欲求を満たそうと思っていまし
た。
ついつい、あの子のナイーブそうなキャラクターを思い浮かべてしまいま
す。
つまりは、そんな彼を自分に都合よく使うことになるからです。
正常な倫理感なら許されることではありません。
でも躊躇はありませんでした。
私にとって、モヤシ君はあくまでも『覗き未遂の加害者』という認識でし
た。
私には、そんな相手を自分のエゴのために利用することによって、仕返しを
するような気持ちもありました。
このときの私の決心とは、彼に私の着替えを覗かせることでした。
『彼を利用する』という仕返しの行為が、けっきょく彼を喜ばせることにな
ってしまうというのは何とも皮肉でしたが、そこはもう割り切って考えない
ことにしました。
あくまでも、あの子は、私が都合よく楽しむために利用する道具なのです。

会社からの帰宅途中、様々なことを考えました。
ここまでの数週間のできごとや経緯を思い返せば、本当にいろいろなことが
ありました。
結果的には、引っ越しを決意することになったぐらいですから・・・。
突然に見舞われたアクシデントでしたが、そこからの自分の『感情の変化や
揺らぎ』も今まで経験したことのなかったものだったと思います。
今は、ただ、自分の欲求に突き動かされていました。
自分次第で、見られる恥ずかしさを都合よく味わうことのできる状況にあり
ます。
部屋を覗かれるのは、覗く側の男が悪いのであって、覗かれる側の女性は不
憫な被害者そのものです。
客観的には、私はあくまでも被害者なのです。
かわいそうな被害者の立場を貫きとおすことのできる立場にあります。
細心の注意が必要ですが、最高のシチュエーションです。
ただ、限度はわきまえていました。
『覗かれるのは下着姿まで』と決めていました。
私が引っ越してしまうまで、モヤシ君はずっとこのコーポの隣人です。
しかも、現実に隣に住む私の部屋を覗こうと行動するぐらいの要注意人物
(?)です。
必要以上のリスクを誘発するようなことは絶対に避けねばなりません。

・・・それに、私はこの状況でなら下着姿を見られるだけでもじゅうぶんで
した。
『見てやろう』と、明確な意志を持って私の部屋を覗いてくる男の子の、そ
の視線の前で下着姿になってみせるなんて・・・
しかも、いちおう顔見知りの男の子が相手・・・
私にとっては、考えるだけで刺激的でした。
現金なもので、そうと決めたときから私の心は躍りっぱなしでした。
覗かれる自分をイメージするだけでなく、覗く側のあの子の気持ちまで想像
してしまいます。
私に『見させられている』とも知らずに、窓際に通いつめた努力(?)が実
ったと喜ぶことでしょう。
きっと目を皿のようにして下着姿の私を見つめて、興奮してくれるはずで
す。
そして、そういったイメージが、私の気持ちをますます煽りたてます。
『何も知らずに覗かれているかわいそうな女の子』になりきる自分を思い浮
かべて興奮してしまいます。

駅からコーポへと歩く間にも、いつのまにか早足になっていました。
久しぶりの興奮に、知らず知らずにテンションが上がっていることに気づか
されます。
(落ち着かなきゃ。。。)
今夜やると決めた以上、あとは私の演技力にかかっているのです。
冷静になろうと興奮を自制します。

集合ポストで夕刊や郵便を取ってから自分の105号室へ向かいました。
「コツン、コツン・・・」
コンクリートの通路に、靴音を響かせて歩きます。
私はしばらく前から気づいていました。
この靴音が、いつもあの子に『私の帰宅を知らせていた』ということ
に・・・
「コツン、コツン・・・」
モヤシ君の部屋のドアの前を通過します。
(まさか今夜に限って不在なんてことないよね。。。)
すぐに私の部屋の前です。
バッグから鍵を出し、自分の部屋のドアを開けました。
玄関に入って鍵を閉めます。
そのまま玄関でドアスコープに目を寄せました。
スコープを覗きながら、心臓がどきどきしてきます。
予感がありました。
ここ数日、あの子は私に執着しています。

待つほどもなく、スコープの歪んだ円の中を左から右へとあの子が横切りま
した。
(ああ、やっぱり来た。。。)
そっちに行っても、建物の横のあの狭いスペースがあるだけです。
そこに向かう彼の目的は1つしか考えられません。
台所スペースを抜けて部屋に入った私は、いきなり部屋の照明をつけまし
た。
まだ、窓にはレースのカーテン1枚だけです。
室内の方が明るいので、私からは何も見えません。
でも、外のモヤシ君からは、私の姿はまる見えのはずです。
コートを脱いでハンガーにかけます。
バルコニーの窓のところに行きました。
ここは今のモヤシ君の位置からは死角になります。
いちど彼の視界の外に消えてみせました。
このバルコニー窓のほうまでは、彼も回りこんでくることはできません。
「シャッ」
厚いカーテンを閉めました。
再び部屋の中央に戻って、モヤシ君の視界の中に入ります。
外側に彼が潜んでいるはずの、横窓に近づきます。
「シャッ」
少し乱暴に、そして大ざっぱに厚いカーテンを引きました。
わざと、5cmほど隙間ができるように・・・

私は部屋の真ん中あたりで、スーツを脱ぎはじめました。
ハンガーにかけます。
モヤシ君が覗いているのは確実でした。
横窓のはしっこにまで厚いカーテンが届いていません。
そこの部分は薄いレースのカーテンだけになってしまっています。
彼がこのチャンスを逃すはずはありません。
隙間から見られているに違いないという確信があります。
モヤシ君の気持ちを想像しました。
『ガードの固かったあのお姉さんが、とうとう隙を見せた』
『ついにチャンスがやってきた』
そう思っていることでしょう。
それをわかっていて、服を脱ごうとしている私・・・
ブラウスのボタンにかけた指先が震えています。
興奮していました。
下はすでに、ストッキング姿です。
薄いブラウンのストッキングを透かして、ショーツが見えているはずです。
カーテンの隙間が気になります。
覗かれているに違いないのですが、確かめる手段はありません。

もう、震えは指先だけではありません。
人前で服を脱いでいくことに対して理性がもたらす抵抗感に、心を締めつけ
られます。
そして、その抵抗感を無視しなければならない大きなプレッシャーに、全身
が硬直してしまいそうになります。
肩や脚まで震えてしまいそうでした。
それでも、ブラウスを脱いで床に置きました。
これで上半身は、ライトグレーのブラだけです。
きっと見ているはずの、モヤシ君の視線を強烈に意識してしまいます。
自分の顔がこわばってしまっているのではないかと心配になります。
(自然に、自然に・・・)
できるだけ無表情を心がけました。
ストッキングに手をかけ、立ったまま脱いでいきます。
かがむ
もう、震えは指先だけではありません。
人前で服を脱いでいくことに対して理性がもたらす抵抗感に、心を締めつけ
られます。
そして、その抵抗感を無視しなければならない大きなプレッシャーに、全身
が硬直してしまいそうになります。
肩や脚まで震えてしまいそうでした。
それでも、ブラウスを脱いで床に置きました。
これで上半身は、ライトグレーのブラだけです。
きっと見ているはずの、モヤシ君の視線を強烈に意識してしまいます。
自分の顔がこわばってしまっているのではないかと心配になります。
(自然に、自然に・・・)
できるだけ無表情を心がけました。
ストッキングに手をかけ、立ったまま脱いでいきます。
かがむのではなく、片脚上げするような感じで足を抜きました。
(あっぁ、きっと見てる。。。)
ショーツも、ブラとお揃いのライトグレーのパンティです。
上半身はブラ、下半身はパンティ1枚だけの姿になりました。

ラグマットの上に『ぺたっ』と座ります。
あらかじめガラステーブルを壁際に寄せてありました。
横窓のすぐ下のところの壁にぴったりとつけてあります。
テーブルの高さは40cmぐらいで、窓の下辺の20cmぐらい下にガラス
テーブルの面がくるぐらいの感じです。
持ってきた夕刊を、そのテーブルの上に広げます。
下着だけの姿で、新聞を読みはじめます。
座ったまま、横窓に顔を向けることになります。
テーブルの奥行き幅(?)はせいぜい60~70cmぐらいでしょうか。
ちょうどガラステーブルを挟んで、私とモヤシ君とが顔を見合わせている状
態です。
レースカーテンのせいで私からは何も見えませんが、1mとない至近距離
で、お互いに顔を見合せている格好になっているはずです。
緊張感はありましたが、恥ずかしさはありませんでした。

私は、モヤシ君に自分の顔をよく見てもらいたかったのです。
自画自賛になってしまって心苦しいのですが、私は外見の容姿にだけは、ほ
んの少し自信があります。
実際、これでも職場では『清楚な美人』として、とおっているぐらいなので
す。
モヤシ君が、極度に内向的な性格なのは明らかです。
顔を合わせて挨拶を交わすときだって、彼はいつも私の顔から視線をそらし
ていました。
(これが、あなたが狙っていた女の顔よ。。。)
(こんな女を覗けて幸せでしょ?)
今なら、私の顔をあますことなく観察できるはずです。
(あなたが覗きたがっていたお姉さんよ。。。)
(満足のいく獲物でしょ?)
ナルシストなどと批判されてしまいそうですが・・・
私は、彼に自分の幸運を噛みしめてもらいたかったのです。
彼が覗いている相手が、こんな顔の私だということを。

私は新聞に目を落としています。
でも本当は、実際には何て書いてあるのかなんて、ぜんぜん頭に入ってきて
いません。
記事に集中なんてできるはずもなく、内容を把握することさえできません。
新聞に視線を置きながらもモヤシ君の様子が気になってしかたありません。
でも、部屋の照明をつけている限り、こちらから彼の様子を見ることはでき
ません。
(ぜったいに、見てる。。。)
見ていないはずがありません。
あの子が私を覗いています。
下着姿の私の姿を・・・。
ガラステーブルの上に広げた新聞を、そのまま床に降ろしました。
テーブルから少し遠ざかった場所に広げ直して、足を崩します。
新聞を読むふりを続けました。
ブラとパンティ以外は身につけていない状態です。
まる出しになっている太ももに、自分でも華奢さを感じます。
室内との温度差で窓ガラスを曇らせたくなかったので、エアコンをつけてい
ませんでした。
こんな姿で本当は寒いはずなのに、一向に寒さを感じません。
お行儀悪く、片ひざを立てます。
パンティがけっこうお尻に食い込んでしまっていましたが、直しませんでし
た。
そういうことのひとつひとつが、私の気持ちを煽るのです。
(顔見知りの相手に、こんな格好を見られている。。。)
(変質者に覗かれちゃってる。。。)
(プライバシーを侵害されてる。。。)
自虐的な気分です。
興奮していました。
(早くオナニーしたい。。。)
もう、じゅうぶん・・・
すぐにもカーテンの乱れを直して、そして思いっきりオナニーしたい・・・
その欲求にかられました。
でも、耐えます。
今やめたら、もうそれっきりです。
こんなシチュエーションはそうそう作りだせるものではありません。
今どれだけ頑張れるかで、あとあとオナニーするときの興奮が違ってきま
す。

ただ単に、下着姿を見られるだけじゃ物足りないと思い始めていました。
鏡に向かって部屋の中央に立ちます。
思いつきでした。
ほぼ全身が映るような姿見の鏡です。
肌の白い女が、下着だけの姿で立っているのが映っています。
モヤシ君は、ちょうど真横から私の立ち姿を眺めることになります。
私は全体的に細身のため、もしかしたら実際よりも長身に映っているかもし
れません。
さっきまでの無表情とは一転して、私は鏡に映る自分に向って微笑みかけま
した。
ちゃんと口角が上がるように意識した、にこやかな笑顔をつくってみます。
この『清楚そうな顔』こそ、私の数少ない武器のひとつなのです。

私は、鏡に映る自分のスタイルをチェックします。
モヤシ君に、どの角度からも私のスタイルを見てもらえるように・・・
前を向いたり、後ろ姿を映したり、鏡の前で繰り返しました。
振り向いて、鏡を見るたびに笑顔をつくります。
それとなく、モデルのように軽くポーズをつけてみたりします。
下着姿で、ちょっとした『ひとりファッションショー』の気分に浸っている
女の子・・・そんなイメージを意識して演じていました。
鏡の前での『ひとりファッションショー』は、女性だったら誰だって経験が
あるはずです。
そして・・・
それは、まさに『自分だけの世界』そのものです。
『自分しかいない』、そして『誰にも見られていない』からこそできる密か
な行為です。
自分が何かの主役にでもなったかのような、その子がほんの少しだけ自意識
過剰になっている恥ずかしい瞬間です。
男性の方にどれだけ理解していただけるかわかりませんが・・・
他人に見られたら『赤面もの』の場面なのです。

部屋の中をぐるぐるモデル歩き(?)しながら、パッとターンして笑顔でポ
ーズを決めます。
まさか人に見られているだなんて夢にも思わないお姉さんの、下着姿での恥
ずかしい光景です。
決して人には見せることのできない私生活の断片です。
ときどきお尻に食い込んだパンティを直さなければなりません。
パンティのふちに親指を入れて引っ張ります。
そして『ニコッ』、またポーズです。
はたから見れば、馬鹿まるだしです。
『自分がモデルか女優にでもなったかのような気分の女の子』を演じて、い
ろいろな表情をつくります。
微笑み・・・、おすまし・・・、気の強そうな顔・・・。
こんな場面、知り合いには絶対に見せるわけにはいきません。
それだけに、顔見知りともいえる子に見られているかと思うと、恥ずかしさ
でいっぱいです。
私の顔・・・、私のスタイル・・・
こっそり覗くモヤシ君に、私の容姿を十分に堪能してもらえているはずで
す。
こんな場面を見られるなんて、女として『赤っ恥』もいいところです。
それだけに、それを実際に目の当たりにしたモヤシ君は『覗いた甲斐があっ
た』と感動してくれているかもしれません。
下着ファッションショーを披露しているうちに、いつしか感覚がすり替わっ
てきていました。
恥ずかしさに心を焦がすのはもちろんのこと、それ以上に『モヤシ君を喜ば
せたい』という気持ちが強くなってきていました。
彼が覗きたがっているのは『私の体』であって、『私の行動』ではないのか
もしれません・・・

モデル歩きをやめて、ふと動きを止めました。
鏡に向かって真正面に立ちます。
表情から微笑みを消し、まじめな顔で鏡の中の自分を見つめます。
両手を胸にもっていきました。
胸のまわりのお肉をブラの中に『寄せて、上げ』ます。
特別に大きいとはいえない胸を、少しでも大きく見せようとしている女の
子・・・です。
実際は、私はあまり贅肉がないので、ブラに無理やり押し込めるようなお肉
はほとんどありません。
ですから、そんなことをしたところで胸の大きさは変わりません。
再び、まじめな顔で鏡に映った自分の姿を見ます。
そのままじっと見続けます・・・

しばらくして、思いつめたような表情を崩さないまま、両手を背中にまわし
ました。
ホックをはずします。
『下着姿だけ』という決心を裏切ろうとしていました。
体を締め付けていたブラが胸のふくらみから離れ、宙に浮かびます。
すぐ横からモヤシ君が見ているはずです。
きっと固唾をのんでなりゆきを見守っているに違いありません。
(見られちゃう。。。見られちゃう。。。)
そのままゆっくりとブラを脱ぎました。
無防備なおっぱいが露わになります。
(はあぁ・・・、きっと見てる。。。)
(ああん、恥ずかしい。。。)
取ったブラを床に落とします。
上半身ヌードになりました。

また鏡を見続けます。
鏡に映る自分の胸を見つめます。
そうやって、モヤシ君の眼前に胸を晒していました。
『だめ』と思いながらも、彼がちゃんと『観察』できるようにです。
モヤシ君は、私の胸を真横から見ている計算です。
私のおっぱいは、特別に大きいほうではありません。
そのかわり垂れてもいません。
横から見ている彼の目に、そんな私のおっぱいが完全に晒けだされていま
す。
乳首だって完全に見えてしまっています。
勃って飛び出してしまっている乳首が・・・。
(ああ、もうだめだ。。。)
恥ずかしさに、思わず手で胸を隠したくなります。
羞恥心に、必死に耐えます。
見ているのは、私のことを知っている人です。
(はぁん、まずいよぅ。。。)
何度も挨拶し、会話を交わしたことのある人です。
(恥ずかしい。。。)
なぜか、心臓のどきどきはあまり感じませんでした。
でも血圧が上昇するような感覚で、顔が熱くなってきます。
ただ、内心の気持ちはともかく、表面上はまったくの『静』です。
私は、相変わらず真剣な眼差しで鏡を見つめています。
自分の胸の形を静かにチェックしている女の子です。
『やりすぎだ』と思いました。
胸まで出してしまうのは、『下着姿だけ』と課した最初の決心を破ってしま
っています。
限度以上にモヤシ君を興奮させるのは危険です。
もし次に彼と出くわしたときに、何かされでもしたらたまりません。
でも、
(もう少しだけ、もう少しだけだから。。。)
(これ以上は見せないから。。。)
羞恥心に悶えながら、そう自分に言い訳をしていました。

首から上は鏡のほうに向けたままで・・・体だけ「すっ」と横を向きまし
た。
ちょうど正面がカーテンの隙間に向くように・・・
鏡に映った体の横側を、顔だけ横に向けて見ています。
もう完全に、気持ちのモードが『見せ』に入っていました。
1.5m。
ガラスの窓とテーブルを隔ててはいますが、距離的にはそんなものです。
わずか1m半のところから覗いているあの子に、真っ正面から胸を見せてい
ました。
私の両方のおっぱい・・・
実は左側のほうが、ほんのほんの少しだけ大きいという違いにモヤシ君は気
がついたでしょうか。
私の白いおっぱい・・・
モヤシ君にそのすべてを晒しています。
完全な上半身ヌードです。
下だってパンティ1枚です。
男の目の前なのに。
そんな格好で、まっすぐ立っています。
覗き趣味の変質者の前なのに。
私の白いおっぱいと、その上にある私の横顔・・・
彼はその両方を見比べながら興奮してくれているでしょうか。
それとも、乳首を凝視するのに忙しくてそれどころではないでしょうか。
飛び出している乳首の、その先端の質感までもがはっきり観察できる距離で
す。
喜んでいる彼を想像しながら、恥ずかしさで死んでしまいそうでした。

ずっとこのままでいるのは不自然です。
反転して、今度は体の右側を鏡に映しました。
さっきと正反対に、横窓に対して背中を向けて立っています。
顔だけは鏡のほうを向いたままです。
ボディラインのチェックを続けている女の子を演じ続けていました。
もう、自分でもやめどきがわからなくなっていました。
頭では、はっきりと『もうやりすぎ』とわかっていました。
『もうやめなきゃ』と思います。
でも、どうしても後ろ髪を引かれる思いです。
貴重なこの一瞬に幕を引くのが惜しくてなりません。
それぐらい、気持ちがのって、陶酔感に包まれていました。

鏡を眺めながら、『はっ』と思いました。
ちょっと体をひねって、後ろ側を鏡に映してみます。
(え!?)
お尻のほうまで、見事にパンティが染みています。
ファッションショーのころから、性器が湿ってきているのは自分でもわかっ
ていました。
でも、これは想像以上です。
(えっ、え・・・、)
パンティの色がグレーだったせいもあって、まるでおもらしをしてしまった
かのように染みができていました。
この瞬間に、陶酔感など、どこかに吹き飛びました。
(そんな、イヤぁー)
うかつだったと言えばいいのか・・・
やはり途中から冷静さを失っていたということなのでしょう。
演技に夢中になっていた私は、そんな単純なことに気が回っていなかったの
です。
パンティ1枚しか身につけていないのに・・・
そのパンティに染みをつくっているなんて・・・
(恥ずかしい)
『見られてしまっていた』ということを強烈に意識してしまいました。
(恥ずかしい)
私にとっては、『本当に他人に見られるには恥ずかしすぎること』でした。
(いやぁん、最低。。。)
もう耐えられません。

今はじめて気がついたかのような感じで、カーテンに手を伸ばします。
さりげなく、乱れていた部分を直して隙間をなくしました。
パンティ1枚の姿のそのまま、急いで玄関へ行きます。
ドアスコープを覗きました。
楕円に歪んだ視界の中を、右から左へとモヤシ君が横切りました。
耳をすませます。
「カッ・・・チッ」
隣室のドアがそっと開閉される音が伝わってきました。

(やっぱりぜんぶ見られた。。。)
すさまじい後悔に襲われます。
恥ずかしさに、もう気が狂いそうでした。
そもそも、わざと覗かれようだなんて考えたこと自体が間違いだったので
す。
相手が顔見知りなのも、場所が自分の部屋なのも最悪でした。
すっかり現実に引き戻されていました。
ひとりファッションショーも、胸を出したことも、全て後悔していました。
なりゆきの感情に流された、自分の浅はかさを嘆きました。
取り返しのつかない失態でした。
今度あの子と顔を合わせたときのことを想像して、泣きそうな気持ちになり
ます。
どんな顔をしていればいいのでしょう。
いつもどおり、素っ気なく何も知らない表情を突きとおせるでしょうか。
とても自信が持てません。
あの子は、私の顔を見て、どう思うのでしょうか。
私の顔を見ながら、今夜の一部始終を思い浮かべるにちがいありません。
想像するだけで胸が苦しくなります。
本当の私は、まじめすぎるぐらいに『まじめ』な人間です。
他の女の子たちのように、パーッと楽しむことができない引っ込み思案な性
格なのです。
そんな私が、ほんのちょっと羽目をはずしただけなのです。
自己嫌悪していました。
このときばかりは、もうすぐ引っ越しするのが決まっていることを心底あり
がたく思いました。

数日間、びくびくしながら生活していました。
特に、玄関から外に出るときと、外から帰宅してくるときは緊張しました。
あくまでも、モヤシ君が卑劣な(?)覗き犯人で、私は何も知らない憐れな
被害者です。
そのことに変わりはありません。
私が何か悪いことをしたわけではありません。
何があっても堂々と知らんぷりをして通せばいいのであって、必要以上に過
敏になる必要もないのかもしれません。
でも、私はあの子と顔を合わせるのが恐怖でした。
できれば『私が引っ越してしまうまで、このまま二度と会うこともなく済ま
せたい』と願っていました。
自分の軽率さを恥じていました。

あの日から、仕事から帰宅してきて自分の玄関に入ると、私はそのままそこ
でドアスコープを覗くのが日課のようになりました。
私が靴も脱がずにスコープから監視(?)していると、すぐにモヤシ君がう
ちのドアの前を横切っていきます。
その先には、建物の横のあのスペースしかありません。
私も、どれだけ残業するかによって帰宅時間は毎日異なります。
それなのに、彼のこの行動は100%の確率です。
やはり私の靴音が帰宅の合図になってしまっていたようです。
それにしても、これって私の靴音を耳にしたらすぐに自分の部屋を飛び出し
ていることになります。
カーテンなんてそうそう乱れるものでもないのに、その小さな可能性に賭け
ようと毎晩チェックしにくる彼の根気(?)には驚かされます。
それほどにまで、私を覗くことに価値を見出しているということなのでしょ
うか。
われながら屈折していると思いますが、彼の執着心に怖れを感じながらも、
プライドをくすぐられるようで、その点だけは素直に嬉しく思っていまし
た。
部屋に入った私は、厚いカーテンをきちんと閉めてから、照明をつけます。
ですから、彼のはかない期待はあっというまに潰えます。
あの子は、すぐに諦めて自分の部屋に戻るのでしょうか。
それとも、何が何だかわからない程度のシルエットを求めて、寒さに耐えな
がら浴室の曇りガラスの前で粘るのでしょうか。
・・・そこまでは確かめようがありません。

どうしても矛盾してしまうのですが・・・
あの日以来、私は毎日のようにオナニーしてしまっていました。
きちっと閉じられたカーテンを目にした彼の落胆をイメージします。
『もしかしたら今夜も横窓の向こうで、モヤシ君が悔しがっているんじゃな
いか』などと想像しながら・・・
あの子が覗き見ている前で、恥ずかしい姿を晒している自分を思い出して興
奮します。
あのときの自分を、後からものすごく後悔したのは事実です。
その気持ちに、何ら変わりはありません。
あの夜の私の行動・・・
思い出すだけで、顔が真っ赤になります。
オナニーしながら、最高の興奮を得ることができました。
(・・・あまりにも『オナニー、オナニー』って、書いてて自分でも恥ずか
しいですね。)
矛盾だらけで説得力がないのは承知のうえです。
でも、これがこのときの正直な『私』でした。
反省して自分を責める気持ちと、『もういちどやるなら引っ越し前の今しか
ない』という2つの真逆な気持ちの板挟みになって苦悩していました。
私なりにいろいろな葛藤がありました。
(こんなチャンスはおそらく2度とない)
一日、一日と、引っ越しの日が迫ってくるのが、みすみすチャンスを逃して
いるような気分です。
まったく無意味に、焦りを感じます。
ひにちがすぎるたびに、ますます落ち着かなくなってきます。
(何も考えずに、はじけてしまいたい)
それでも、慎重な性格が欲求を抑えつけます。
(自分の部屋なんて、直接的すぎる)
(顔を知られている相手にだなんて、軽率すぎる)
頭でわかっていながらも、うずうずしていました。
その複雑な感情は、到底ここに書き切ることなどできません。

(どうせあとちょっとで引っ越してしまう)
(引っ越せばモヤシ君とは縁が切れる)
正直な心境として、『良い悪い』は、もう考えないようにしていました。
都合の悪いことは、頭の外に追いやってしまおうという意識が働いていたよ
うに思います。
私はやる気(?)になっていました。
ただ、もちろん無茶をするつもりはありません。
外から部屋の中を覗かれてしまう・・・
あくまでも私は『覗きの被害者』なのです。
他人の部屋を覗くなんていうのは、覗く側の人間が悪いのです。
他人のプライバシーを侵害する卑劣な人間は覗く側のモヤシ君であって、私
は悪くありません。
ただただ、かわいそうな被害者です。
自分自身に言い聞かせるように、自己中心的な解釈をしていました。
とにかくそうやって、良心の呵責や自分の罪悪感をごまかしていました。

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